ロボ「モーモー」の進化
2025-12-08 11:48:53

修学旅行生が考案!ソフトクリームロボ「モーモー」の新機能に期待が高まる

ソフトクリーム自動製造ロボ「モーモー」の革命



三重県伊勢市に本社を構える有限会社山村乳業が開発したソフトクリーム自動製造ロボット「モーモー」が、2025年12月8日より新機能を搭載することが発表された。この新機能は、修学旅行生が考案した“おみくじ機能”で、利用者の体験を格段に向上させることを目的としている。

モーモーの背景と人気の理由


「モーモー」は、SNSでも話題となり、人間さながらの愛らしい動きで顧客を魅了してきた。最近のデータによると、稼働開始からの3ヶ月間で販売数は前年同期比で約2倍、来店客数も111%増という驚異的な成長を遂げている。また、ロボットによる作業で人件費が11%削減され、店舗全体の経営改善にも寄与している。このように、「モーモー」は業務効率の向上と顧客サービスの質を同時に実現している。

新機能「モーモーおみくじ」の特長


新機能の「モーモーおみくじ」では、ソフトクリームを受け取る際に、利用者に運勢を占うおみくじを提示する。この際、ロボットが伊勢弁で「超吉から大凶までの運勢」を伝えてくれる。初詣で賑わう伊勢神宮の近くで、購入体験を一層特別なものに変えるこのサービスは、観光客にとっても非常に魅力的な試みだ。生徒たちは「非日常性が体験価値を高める」との視点から、実際に「おみくじ」のアイデアが選ばれる結果となった。

プロジェクトのパートナーシップ


この新機能の実現には、山村乳業と認定NPO法人very50が連携し、湘南学園高等学校の生徒たちとの協働プロジェクトが大きな役割を果たした。プログラム「MoG」は、高校生に実際の経営課題に挑戦する機会を提供し、生徒たち自身がアイデアを考案し、提案した。彼らは伊勢を訪れ、地域の魅力を探求しながら、山村乳業の事業を分析し、貴重な提案をもたらした。

高校生たちの声と期待


湘南学園高等学校の生徒たちは、このプロジェクトが自分たちにとって意味深い経験であったと語る。「伊勢といえば山村乳業」というイメージを持たせるための活動を通じて、多くの人々に非日常的な体験を提供するアイデアを詰め込んだ。この取り組みが、観光地としての伊勢の魅力を広めることにつながることが期待されている。

企業の未来に向けた展望


山村乳業の代表、山村豊裕氏は、観光客がデジタル体験に没頭しがちな現代において、「リアルな体験」をいかにして魅力的にするかが非常に重要であると語った。高校生たちからの提案は新しい視点をもたらし、1ヵ月未満での迅速な実装が実現した。顧客は、購入行為そのものを楽しむことができるように進化した「モーモー」の存在に、今後も大きな期待が寄せられる。

文化と体験の融合


山村乳業の取り組みは、ただ美味しいソフトクリームを提供するだけではなく、文化や体験を共に広めていく姿勢が際立っている。顧客は「山村ソフトクリーム」を食べることで、伊勢の文化や歴史を感じながら、特別な体験を得ることができる。これからも、山村乳業が提供する新たな体験に注目が集まることは間違いない。

まとめ


山村乳業のソフトクリームロボ「モーモー」の新機能は、地域の観光価値を高めつつ、新たな顧客体験を創造する重要なステップである。高校生のアイデアが形になることで、観光地としての伊勢の魅力もさらに引き立てられるだろう。新機能「モーモーおみくじ」が、来年の伊勢での観光を一層楽しみにさせる要素となることが期待されている。


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会社情報

会社名
有限会社山村乳業
住所
三重県伊勢市大世古3-5-8
電話番号
0596-28-4563

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