西鉄ストアと電車の新しい連携、朝採りとうもろこしを手に入れよう
西日本鉄道㈱と西鉄ストアは、地域経済の活性化と鮮度を重視した新しい物流モデルを実験しています。2023年9月から始まった小荷物運搬事業では、朝に収穫した新鮮な野菜を西鉄電車で運ぶ画期的な試みが行われています。
事業の概要
この取り組みは福岡市内や近隣の生産者と連携し、新鮮な農産物を効率的に届けることを目的としています。具体的には、大善寺駅で朝採りしたとうもろこしを積み込み、高宮駅で降ろし、そこから『にしてつストア高宮店』で直接販売します。これにより、伝統的なトラック輸送に比べ、約半分の時間でお客さんに新鮮な野菜を届けることができます。
スケジュール
この取り組みは、2025年に行われる予定で、以下の日程で実施される予定です。
- - 2025年6月13日(金)
- - 2025年6月24日(火)
- - 2025年6月27日(金)
- - 2025年7月1日(火)
大善寺駅を9:30に出発し、11:05に高宮駅に到着。スタッフがその後、スーパーマーケット内の特設ブースで販売が始まります。
取り扱う商品
販売されるのは、品種『ドルチェドリーム』の朝採りとうもろこしで、鮮度と品質が重視されています。1本約350グラム、税抜き299円で販売されます。数量限定の商品ですので、購入希望の方は是非お早めに。
環境への配慮
この取り組みは、環境負荷の低減にも寄与しています。トラックによる移動に比べ、電車を用いることで、CO2排出量の削減にも貢献しています。これにより地域の持続可能な経済活動が促進されることが期待されます。
杏里ファームの協力
この試みに参加しているのは、柳川市の杏里ファームです。代表の椛島一晴氏が率いるこの農場では、2005年に創業し、特にとうもろこしの栽培に力を入れています。若い農業者が新鮮で美味しい農産物を提供する姿勢が、多くの消費者に支持されています。
今後の展望
西鉄グループは、今後もこのような地域の生産者との連携を強化し、さらに様々な新鮮な商品を提供していく予定です。次の予定として、8月中旬にはシャインマスカットの小荷物運搬も計画されています。時期や商品は変更される可能性がありますが、新しい取り組みを通じて地域の魅力を伝えていく姿勢が感じられます。
この革新的な輸送事業を通して、消費者はより新鮮な農産物を手に入れることができ、地域経済も活発化することが期待されています。西鉄ストアの今後の展開に、ぜひ注目してください。