榛原220周年展
2026-03-17 09:51:29

榛原創業220周年記念展が全国の美術館で巡回開催

榛原創業220周年記念展が全国巡回開催



日本の伝統を継承する和紙舗、榛原(はいばら)が創業220周年を迎え、この節目を祝う特別展を全国の美術館で開催します。榛原は1806年に東京・日本橋で創業し、以来220年にわたり、高品質の和紙を製造・販売してきた老舗です。この展覧会では、特に明治から昭和初期にかけての和紙小物が紹介されます。

榛原の歴史と美術界との絆



榛原は江戸時代にジンチョウゲ科の樹皮を原料とした「雁皮紙」を提供し、幕末から明治にかけては木版刷りの和紙製品で名を馳せました。特に三代目の榛原直次郎は、当時の画家たちと共に作品を生み出し、日本美術界に大きな影響を与えました。彼は伝統的な日本美術の復興を目指し、龍池会の設立や日本青年絵画協会の支援を通じて、国内外での和紙の評価を高めました。

四代目の直次郎も、竹久夢二や川瀬巴水と共に新しいデザインを生み出し、現在の榛原デザインの基盤を築きました。特に、川瀬巴水による美麗な風景版画は、スティーブ・ジョブスにも評価されており、多くの人々に愛されています。

特別展の内容



本展では、榛原が日本の画家とどのようにコラボレーションしてきたかに焦点を当てます。展示される作品の中には、優れた千代紙や団扇絵、絵短冊、絵封筒、ぽち袋、熨斗などが含まれ、これらはすべて明治から昭和初期に製作されたものです。また、肉筆の画稿や貴重な資料も展示され、300点以上の作品が観覧できます。
これに加え、川瀬巴水が榛原のために描いた肉筆画6点も史上初公開されます。

巡回スケジュール



この巡回展は、2026年より以下のスケジュールで開催されます。まずは、4月4日から5月31日までの期間に三重県のパラミタミュージアムでスタートし、その後8月8日から9月13日には石川県立美術館、そして9月19日から12月6日には長野県の上田市立美術館で開催されます。2027年以降も全国を巡回予定で、榛原の魅力をより多くの人々に届けます。

榛原の製品と文化的な影響



榛原の製品は、ウィーン万国博覧会やパリ万国博覧会で高い評価を受けており、ジャポニスムの先駆けとも言えます。また、明治20年には皇居新宮殿の内装にも関与し、多くの文人たちにも愛されてきました。近年では、木版画の技術を応用した国産の記録用紙がアポロ11号のデータ記録に用いられるなど、榛原の技術は現在も生き続けています。

榛原の特別美術展は、紙と日本文化の深い関わりを紐解く貴重な機会となるでしょう。美術館において、歴代の画家たちと榛原の歴史を感じながら、上質な和紙の魅力を体験できることでしょう。

お問い合わせ先



詳しくは、榛原公式ホームページまたは榛原オンラインミュージアムを訪問してください。


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会社情報

会社名
株式会社 榛原
住所
東京都中央区日本橋2丁目7番1号
電話番号

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