アジア人の肌に最適なレーザー治療を探る
2025年10月25日から26日まで、オーストラリア・メルボルンで開催された「第11回 Fotona APAC Meeting」は、美容医療の専門家たちが集まる重要なイベントです。この会議で、日本から参加したTHE ROPPONGI CLINICの長尾沙也加医師がアジア人特有の肌に適したレーザー治療について発表しました。
フォーラムの背景
この会議のテーマは「アジア人のための美の進化」であり、アジア太平洋地域における最新の美容医療の取り組みが共有されました。長尾医師は、アジア人の肌が欧米人と異なる特性を持つことを強調し、肌の構造や色素反応に基づいた治療法が重要であると訴えました。
会議には、マレーシアやシンガポール、ベトナム、オーストラリアからの専門家たちが集まり、多角的な視点から意見交換が行われました。特に、長尾医師が紹介したFotona 6Dシリーズを使用した施術が注目を浴びました。
長尾医師の講演内容
長尾医師は、アジア人の肌への影響を考慮したレーザー治療の最適な方法を示しました。「私のお気に入りのフォトナレーザー治療」というタイトルのセッションでは、以下のような施術が紹介されました:
- - フォトナ 6D 人中短縮レーザー:自然で若々しい口元形成を実現。
- - フォトナ 6D アイバッグレーザー:切らない目元の若返りを可能に。
- - フォトナ 6D ミラジェットフォルテ:肌質改善とハリ感再生を促進。
これらの施術は「メスを使わないアンチエイジング治療」として、次世代美容医療のスタンダードとして注目されているのです。
科学に基づいた治療の重要性
長尾医師は、「アジア人の肌は、色素沈着や炎症のリスクが高いため、経験とテクノロジーの融合が欠かせない」と述べています。具体的には、Fotona社のDynamis®・StarWalker®システムを用いることで、肌の深部からコラーゲンを再生し、質感やハリを改善できると説明しました。
このように、安全で効果的な施術を行うためには、医師の経験が重要であることが強調されました。
国際的スタンダードへの道
会議では、アジア太平洋地域の医師や研究者たちが集まり、最新の治療プロトコル、安全基準などを共有しました。特に、日本、韓国、台湾、シンガポール間での臨床データの比較が行われ、アジア人の肌を守るための国際的なスタンダードの構築が目指されました。
THE ROPPONGI CLINICは、今後も美容医療の新たな基準を設けるための活動を続け、一人ひとりが自身の美を楽しむことができる社会の実現を目指しています。
医師プロフィール
長尾沙也加医師は、愛知医科大学を卒業後、大学病院や美容クリニックでの経験を経て2020年にTHE ROPPONGI CLINICを開設しました。最近では、『美ST ドクターグランプリ』で2023・2024年の受賞歴を持ち、ミセスジャパン全国大会でも入賞を果たしています。
THE ROPPONGI CLINICのご紹介
THE ROPPONGI CLINICでは、患者一人ひとりに合わせたオートクチュールの美容医療を提供し、細部にまでこだわった施術を行っています。美的感覚の高い患者様と向き合い、最高の結果を追求し続けています。
機会があれば、ぜひ当院にお越しください。お待ちしております。