サステナブル革特集
2023-10-05 16:21:19

環境に優しい革製品が集まるサステナブルファッションEXPO秋の見どころ

サステナブルファッションEXPO秋に出展する株式会社山陽



株式会社山陽は、2023年10月10日から12日まで、東京ビッグサイトで開催される「FaW TOKYO サステナブルファッションEXPO秋」に出展します。これに合わせ、同社は日本のタンナーとしては2社目となるLWG(Leather Working Group)環境認証を取得したことを発表しました。これは、環境に配慮した革製品を提供する企業としての信頼性を示しています。

LWG環境認証とは?


LWGはイギリスに本部を置く非営利団体で、レザー業界における環境対応を啓発しています。この認証は、レザー生産過程での環境への配慮や安全性、原材料のトレーサビリティなどを、厳格な基準で評価するものです。現在、全世界で1,100社以上がこの認証を受けており、日本では山陽を含めてわずか2社しかありません。

出展製品の紹介


山陽はEXPOで「持続可能性」「環境配慮性」「ファッション性」を追求した革製品を提案します。以下にいくつかの出展製品を紹介します。

1. PitNume


PitNumeは、天然の植物タンニンのみを使用したフル植物タンニン革です。山陽の職人たちは、伝統的な技法を用いて約1か月間、原皮をピット槽に漬け込むことで、堅牢で長持ちする革に仕上げています。手間ひまをかけたこの製品は、現代のファッションにおいて非常に価値のあるものとなっています。

2. PhiX.Leather®


このサステナブルレザーは“アップサイクルレザー”として、市場に出回りにくい生体時の傷を独自の技術でリランスし、個性を引き立てるデザインとなっています。自然なアート作品のような仕上がりが、ファッション性もしっかりと保っています。

3. エコロジカルレザー


  • - 植物性ウレタンコーティングレザー(シェブラン)
従来の石油系のコーティングとは異なり、植物由来の素材を使用することで環境負荷を軽減しています。
  • - 低VOCレザー(エアリアル)
揮発性有機化合物の使用を削減した、次世代の環境配慮革です。
  • - アンティーク調レザー(ガーベラ)
プリンティング技術を用いたアーティスティックなデザインが特徴で、色やパターンの組み合わせによりデザインが豊富です。

EXPO詳細情報


「FaW TOKYO 第3回サステナブルファッションEXPO秋」は、2023年10月10日(火)から12日(木)の間、東京ビッグサイト(東展示棟)で開催されます。開催時間は10:00から18:00(最終日は17:00まで)です。参加には展示会招待券が必要ですので、事前に準備しておきましょう。

会場の住所は、東京都江東区有明3-11-1で、交通アクセスも至便です。山陽ブースはA21-6、A22-6に位置しています。

会社概要


株式会社山陽は、1911年に設立され、皮革材料の開発から販売まで幅広い事業を展開しています。今回の出展を通じて、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを強調する良い機会です。さまざまな革製品を通じて、環境に配慮した選択肢を提供することを目指しています。

まとめ


本展示会では、革製品が環境に優しく、かつスタイリッシュであることを示す多彩なアイテムが紹介されます。ぜひ、サステナブルなファッションの最前線を体験しに、EXPOに足を運んでみてください。

会社情報

会社名
株式会社 山陽
住所
兵庫県姫路市東郷町43番地
電話番号
079-281-2812

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