完全オフライン環境で議事録作成を実現した新ソフト登場

Tokyo Properties株式会社は、新製品『楽々ぎじろー君Pro＋AI要約』を発表しました。これは、これまで好評だった音声認識ソフト『楽々ぎじろー君Pro』に新機能を追加したもので、完全オフラインで音声認識と議事録作成が可能です。この新しいソフトウェアの最大の特長は、インターネットに接続せずに音声データの処理と議事録作成ができる点です。

新機能の開発背景

Tokyo Properties株式会社は、従来からオフラインの音声認識ソフトを提供してきました。そのため、金融機関や官公庁など、高度な情報セキュリティを求めるユーザーからも高い評価を貰っています。しかし、過去の製品は、インターネットの生成AI技術を使用しなかったため、手作業で議事録を作成する必要がありました。

新しい『楽々ぎじろー君Pro＋AI要約』では、最新のAI技術を活用し、PC内部のみで議事録の下書きを自動生成できるようになりました。これにより、ユーザーはインターネット上のサービスに頼らず、安全かつ効率的に作業を進めることが可能になりました。

新機能の詳細

この新しいソフトでは、音声認識機能に加え、AIによる議事録の自動作成機能が搭載されています。ユーザーは、会議の録音データをドラッグ＆ドロップするだけで、音声認識が開始されます。その後、音声認識結果がCSV形式で出力されます。

次に、議事録の下書きが生成され、複数フォーマット（docx, txt, md）で出力されます。処理時間は録音の長さによって変動しますが、1時間の音声データの処理にはおおよそ1時間40分から2時間かかります。その間、他のPC業務を並行して行うことができます。

会議の内容に応じた要約結果は、Word文書で1～3ページ程度に整理されます。さらに、このソフトはGPUを必要とせず、一般的なPC環境でスムーズに動作します。

セキュリティへの配慮

『楽々ぎじろー君Pro＋AI要約』は、すべての処理をPC内部で行うため、機密情報が外部へ漏れる心配はありません。他社のクラウド型サービスとは異なり、データを外部に送信する必要がなく、安心して利用できる製品です。

価格と販売情報

新製品『楽々ぎじろー君Pro＋AI要約』は、96,800円（税込）で提供されます。また、従来の『楽々ぎじろー君Pro』は29,800円（税込）で、音声認識と話者識別機能のみを使用したい個人向けにも販売されています。購入は、公式ウェブサイトからクレジットカードで可能で、請求書支払いにも対応しています。