モビリティ研究所開設
2024-10-31 13:20:17

次世代モビリティ社会を支える新拠点「クラウドモビリティ研究所」開設

ブルーイノベーションの新たな挑戦



ブルーイノベーション株式会社が、東京都板橋区に新しいR&D拠点「クラウドモビリティ研究所」を設立しました。この拠点は、物流施設「MFLP・LOGIFRONT 東京板橋」に併設され、世界的なクラウドモビリティの実現に向けた重要な拠点となります。

新拠点の目的と意義



クラウドモビリティ研究所の開設は、次世代モビリティ社会を支える技術の開発と実証を目的としています。具体的には、ドローンとロボットを結びつけるためのシステム「Blue Earth Platform®(BEP)」の開発や、ドローンが離着陸するためのドローンポートの構築、さらにはドローンを活用した人材育成や新たなソリューションの開発など、多岐にわたるプロジェクトが進行します。

本施設は、埼玉県からのアクセスも便利な場所に位置し、都市部での運用検証を継続的に行える利点を持っています。ドローン業界のリーダーとして、ブルーイノベーションはこの施設を最大限に活用し、業界全体の発展に寄与することを目指しています。

MFLP・LOGIFRONT 東京板橋の役割



新しいクラウドモビリティ研究所が入る物流施設「MFLP・LOGIFRONT 東京板橋」は、東京都内初のドローン実証実験施設を有し、さまざまな実験が可能です。「板橋ドローンフィールド」と呼ばれるこの施設では、リアルな環境下での運用検証が行われ、ブルーイノベーションもその運営をサポートしています。

この施設が実現するのは、ドローンとロボットによる効率的な運用を通じた、持続可能な未来社会の構築です。特に、物流効率の改善や災害時の迅速な支援物資輸送を実施することで、社会の課題を解決する基本的な役割を持つとされています。

研究開発の具体的なテーマ



クラウドモビリティ研究所では、以下のような研究開発プロジェクトが進行しています:

  • - 高性能ドローンポートの開発: インフラ点検や緊急物資輸送などに対応するため、汎用性と拡張性を持つドローンポートを研究。長時間かつ自動での運用を目指す。
  • - デジタルライフラインの確立: 経済産業省が推進するデジタルライフライン計画に基づき、ドローン航路に関する情報共有機能を開発。
  • - AGVとの連携: 物流用ドローンポートと地上走行のAGVを結びつけ、ラストワンマイル配送及び災害支援を目指す。

こうした多様な研究開発を通じて、ブルーイノベーションは持続可能な社会の実現とともに、次世代モビリティの社会実装を加速させることを目指しています。

所長のビジョン



クラウドモビリティ研究所の所長、熊田雅之氏は、「この研究所の開設は、自律分散型の社会インフラを支えるための大きな一歩です。未来の持続可能で安全な社会を実現するため、産学官連携や多業種との協力を強化し、革新的な解決策を提供していきます」とコメントしています。熊田所長は、さまざまな分野の専門家との協力を通じて、このビジョンを具体的な形にしていく意欲を表明しました。

結論



ブルーイノベーションの「クラウドモビリティ研究所」は、次世代のモビリティの実現に向けた重要なステップを踏み出しました。この新しい拠点が持つ可能性は、今後の社会に大きな影響を与えることでしょう。技術の進化とともに、安心して利用できる未来のモビリティ社会の構築が期待されます。


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会社情報

会社名
ブルーイノベーション株式会社
住所
東京都文京区本郷5-33-10いちご本郷ビル4F
電話番号
03-6801-8781

トピックス(IT)

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