北海道初!シングルポットスチルグレーン原酒の魅力
2023年10月、堅展実業株式会社が厚岸蒸溜所から新しいウイスキー「厚岸シングルブレンデッドジャパニーズウイスキー 冬至」を発表しました。このウイスキーは、北海道産の原理にこだわり、特別な製法で作られたレアな一品です。
シングルブレンデッドウイスキーとは
「シングルブレンデッドウイスキー」とは、単一の蒸溜所で製造されたモルトウイスキー原酒とグレーンウイスキー原酒を混合したウイスキーのこと。厚岸蒸溜所では、モルト原酒だけでなく、すべてのグレーン原酒も自家製造で、特に注目すべきは独自の“シングルポットスチルグレーン原酒”です。
厚岸蒸溜所のこだわり
厚岸蒸溜所は、スコットランドの伝統的なウイスキー製法を元に、北海道ならではの地産素材を用いてウイスキーの造りに挑んでいます。使用される蒸溜器は英国フォーサイス社製のポットスチルで、ここから生まれるウイスキーは、一般的な連続式蒸留器とは異なる、個性的で芳醇な風味を持ちます。これが、厚岸蒸溜所のウイスキーが「ラウドスピリッツ」と称される所以です。
原材料への徹底したこだわり
「冬至」の製造に使用されるグレーン原酒は、全て北海道産の原材料を使用しています。一般的なグレーンウイスキーはトウモロコシやライ麦を使用しますが、厚岸では北海道産の大麦、小麦、米、蕎麦を採用し、風味と複雑さを極めています。
風味とコクのある味わい
モルトとグレーンが絶妙にブレンドされた「厚岸シングルブレンデッドジャパニーズウイスキー 冬至」は、深い味わいと豊かな香りが特徴です。このウイスキーを口にすれば、北の大地の恵みを存分に感じることができるでしょう。特にコクのある味わいは、ウイスキー好きにはたまらない魅力となっています。
厚岸町とウイスキーの出会い
厚岸蒸溜所は、北海道の牡蠣で有名な厚岸町に位置します。2016年に設立されたこの蒸溜所は、地元の清冽な仕込み水、冷涼で湿った気候、そして地の食材を利用したウイスキー造りに挑んでいます。代表取締役の樋田恵一氏がアイラモルトに魅了され、約20年前にこの道を選んだ背景もあり、厚岸でのウイスキー製造は新たな文化の形成に寄与しています。
気になる製品情報
「厚岸シングルブレンデッドジャパニーズウイスキー 冬至」は、700mlでアルコール度数48%、価格は29,700円(税込)です。法律により、20歳未満の飲酒は禁じられており、妊娠中や授乳期の飲酒には注意が必要です。
このウイスキーは、家庭や友人との特別な時間を彩るためのパートナーでもあり、贈答品としても喜ばれることでしょう。今後の展開が楽しみな厚岸地域のウイスキー文化、そして新たな風を感じさせてくれる「冬至」をぜひ手に取ってみてください。
お問い合わせ先
詳しい情報は、厚岸蒸溜所の公式ウェブサイトやFacebookページをご覧ください。