ハーレーダビッドソン専用、最高級オイル「フルPAOチタニウムブレンド」登場！

ハーレーダビッドソン専用の新オイル「フルPAOチタニウムブレンド」

2024年12月25日より、株式会社パインバレーが新たにハーレーダビッドソン空冷エンジン専用の最高級オイル「フルPAO（フルパオ）オイルチタニウムブレンド」を販売開始します。この点から、オイルの革新がいかにしてライダーたちの期待を超えるものか、その内容を詳しく見ていきましょう。

「フルPAO」はどこが違うのか？

このオイルは、エンジンの熱や酸化から守るための「mPAO（メタロセンPAO）」と摩擦を減少させ、滑らかな動作を実現する「POE（ポリオールエステル）」を基にした新技術が特徴です。市場に出る新製品の多くがこのような機能をアピールしますが、フルPAOオイルが特に優れている点は、加えて摩擦低減剤に有機チタン系を利用していることです。この独自のブレンドによって、ハーレーの空冷エンジンの性能を最大限に引き出す効果が期待できます。

開発の背景と取り組み

「最高品質のオイルを提供したい」という想いから、開発チームは何度も試行を重ね、特に高性能モデルに適した特性を追求しました。プラチナオイルシリーズの展開を通じて得たノウハウを活かしつつ、革新的な材料選定や調合によって進化を遂げたフルPAOオイル。耐熱性、粘度安定性、そして摩擦係数の改善を果たした新製品です。

フルPAOオイルの性能

具体的には、フルPAOオイルはエンジンを熱や酸化から守るため、非常に優れた粘度安定性と耐熱性を持っているため、長時間のライディングにおいても性能が落ちることがありません。また、金属の摩擦を大幅に減少させることで、燃費向上も促進します。このように、レーシングスペックの性能を持ちながらも、手頃な価格に抑えることができたのは、流通経路やパッケージのコスト削減が功を奏した結果と言えるでしょう。

ユーザーの声を反映させて

パインバレーは「ハーレーダビッドソンをもっと楽しく」というモットーを掲げ、ユーザーからのフィードバックを大切にしています。これまでに開発してきたプラチナオイルの売上実績がある中で、新たな製品とそれを支える技術開発に取り組んでいます。ストリートでのパフォーマンスを求めるライダーからの熱い要望にも応える形で、進化したフルPAOオイルが誕生しました。