シーシーエス、台湾駐在員事務所を竹北市に移設し新たなスタートへ

シーシーエス株式会社、台湾への新たな一歩

シーシーエス株式会社は、台湾・台北市にある駐在員事務所を竹北市に移転することを発表しました。この移転は2025年7月1日に実施され、新たな拠点から現地の顧客へのサポートをさらに強化する目的があります。

台北市から竹北市へ

2016年に台湾・台北市に設置されたシーシーエスの駐在員事務所ですが、今の半導体市場の急激な変化に対応するため、竹北市への移転が決定されました。
同社の社長、大西浩之氏は、「竹北市への移転は、現地の状況をより迅速に把握し、顧客のニーズに応えていくための重要なステップです」と述べています。

新オフィスの利便性

移転の結果として、新事務所は面積を拡張し、実験や打ち合わせに対しても柔軟に対応できる環境が整えられます。新事務所は、台湾のシリコンバレーとも称される新竹市の近くに位置しており、台湾高速鉄道の新竹駅からもアクセスが良好です。周辺地域からの訪問客にも便利な立地であり、業務の効率も向上することでしょう。

シーシーエスの成り立ち

シーシーエス株式会社は、1993年に京都で設立され、以来LED照明の専門メーカーとして成長を続けてきました。ブランドの特徴は、画像処理検査用のLED照明を活用し、検査精度を高める「ライティングソリューション」の技術にあります。
特に近年では、さまざまなカメラメーカーやレンズメーカー、ソフトウェアベンダーとの連携を強化し、顧客の要望に応じたソリューションの提案を積極的に行っています。これにより、顧客にとっての利便性向上も図ることが可能となっています。