Gakkenが主催する読書感想文コンクール
株式会社Gakken(学研)が、株式会社朝日学研シンクエストと協力して、「まんがでよくわかるシリーズ」の読書感想文コンクールを開催しています。このコンクールは、2026年1月9日まで応募を受け付けており、全国の小学生が対象です。目的は、子どもたちが興味を持つ社会の仕組みを理解し、考える力や表現力を養うことです。
課題図書の紹介
参加者は、課題図書の中から1冊を選び、読んだ感想や学びを自分の言葉で文章にまとめます。今回の課題図書は以下の3冊です。
1. 『マネジメントシステムのひみつ』
主人公のひなたが、林業を営む祖父の手伝いを通じてマネジメントシステムを学びます。PDCAサイクルなどの概念が身近な生活にどう活かされるかを楽しく知ることができる一冊です。問題解決力や目標達成に必要な力を育む内容となっています。
2. 『おにぎりのひみつ』
身近な食材であるおにぎりをテーマにしたこの本は、その歴史や文化、作り方、さらにはコンビニでの製造過程についても楽しく解説しています。主人公が時代を超えておにぎりの魅力を再発見する物語は、子どもたちの好奇心を引き出し、食育にも貢献することでしょう。
3. 『未来をつくるひみつ』
将来、花屋になる夢を持つ少年ヨウタが貯金箱「マネふく」と出会い、お金の重要性を学んでいくストーリーです。貯金や働くこと、投資といった金融知識を、わかりやすく学ぶことができる内容で、子どもたちの夢の実現に必要な知識を提供します。
応募要項
コンクールの応募資格は、小学生であれば誰でも参加可能です。応募作品は「キッズネット」からダウンロードできる応募原稿用紙を使用して提出します。内容は縦書きで自筆し、本文は800字以内にまとめます。
- - 募集期間: 2026年1月9日(金)まで(郵送の場合、当日消印有効)
- - 応募方法: Webまたは郵送での提出が可能
賞と特典
各課題図書ごとに1名に「作品賞」が授与されるほか、応募者の中から抽選で300名に500円分の図書カードがプレゼントされます。授賞式は2026年2月上旬に予定されています。
「まんがでよくわかるシリーズ」について
このシリーズは、小学生の知りたいことをまんがでわかりやすく学べる本で、2025年12月時点で250タイトル以上が出版されています。全国の小学校や図書館に寄贈されており、読書調査でも高い評価を受けています。
キッズネット
Gakkenの「キッズネット」は、500万PV、シーズンによっては2,000万PVを超える日本最大級の子ども向けポータルサイトです。子どもはもちろん、保護者や教員向けの情報も充実しており、学校教育でも広く利用されています。
この冬休み、小学生たちはGakkenの読書感想文コンクールを通じて、楽しみながら学びを深めるチャンスがあります。興味のある方は、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか!