65歳以上の方を応援!R65不動産が推進する新キャンペーン
株式会社R65不動産は、東京都杉並区に本社を置き、高齢者向け賃貸住宅の確保を目的とした新しいキャンペーンを開始しました。この『掲載拡大キャンペーン』は、賃貸管理や仲介業務を行っている不動産会社を対象に、高齢者向けの賃貸物件を無制限に掲載できる特典を提供するものです。対象期間は、2025年4月8日から6月30日まで。
1. 高齢者への住宅提供の意義
日本は急速な高齢化社会へと突入し、65歳以上の高齢者が安心して住まうことのできる住宅の確保が重要な課題となっています。国土交通省の調査によると、高齢者への賃貸住宅を貸し出すことに対し、約7割の大家が抵抗感を抱いており、大きな入居のハードルとなっています。また、実際にある調査では、高齢者の25%以上が年齢を理由に入居を断られた経験があるといった厳しい現実も明らかになりました。
このような背景から、R65不動産は実用的な解決策を模索し、高齢者が住みやすい環境を整えるための取り組みを強化しています。実施される『掲載拡大キャンペーン』は、その一環として位置づけられています。
2. キャンペーンの詳細
キャンペーンでは、初年度の月額料金が1万円(+税)で無制限に物件を掲載できる特典が用意されています。通常、賃貸物件の掲載料は月額5万円ですが、R65不動産のキャンペーンを利用することで、特別な料金でサービスを受けることが可能です。
対象者
申し込みの対象は、賃貸管理や仲介業務を行う不動産会社であり、都道府県知事の宅地建物取引業免許を取得している事業者が条件となります。国土交通大臣の免許を持つ事業者も相談の上、対象になる可能性があります。
3. 高齢者の見守りサービス
『掲載拡大キャンペーン』に参加する会社は、「R65パートナー不動産」として認定され、物件の掲載だけではなく、高齢者向けの見守りサービスや住み替え支援のノウハウの提供、さらには死後事務委任契約の受任者としての役割も担うことになります。これらのサポートを通じて、高齢者が安心して生活できる環境の実現を目指します。
4. 住宅セーフティネット法の改正
2025年10月から施行される住宅セーフティネット法の改正により、高齢者や住宅確保要配慮者の入居拒否問題に対する対応が進みます。これにより、高齢者にも安心して住まいを提供できる社会を建設することが期待されています。R65不動産はこの法改正を背景に、より多くの高齢者向け賃貸住宅の確保を目指して行動しているのです。
5. まとめ
R65不動産は、65歳以上の方に向けた賃貸住宅の拡充を通じて、年齢に関係なく住みやすい社会の実現に取り組んでいます。『掲載拡大キャンペーン』はその一部であり、多くの不動産会社が参加することで、高齢者の居住の選択肢を増やし、安心して生活できることを目指します。興味のある不動産会社は、ぜひこの機会に申し込みを検討してみてはいかがでしょうか。