StailerがOpenID Connectに対応、ECプラットフォームの利便性向上を実現しました

StailerがOpenID Connectに対応

株式会社10X（本社：東京都中央区、代表取締役CEO 矢本真丈）が提供する小売ECプラットフォーム「Stailer（ステイラー）」が、OpenID Connectを活用した認証基盤の統合に成功しました。この新たな機能の導入により、OpenID Connectに適合したID基盤を利用している小売企業は、Stailerを通じて運営するネットスーパーやネットドラッグストアにおける様々なサービスを利用できるようになります。

利便性の向上

新たに対応した認証基盤の統合により、同じIDとパスワードを用いてログインできるため、お客様にとってはより滑らかな利用体験が提供されます。これにより、異なるサービス間でのシームレスなアクセスが実現し、顧客満足度の向上が期待されます。

さらに、店舗とオンラインでの購買データや顧客情報の統合、分析が可能になったことで、実際の顧客のニーズに基づいたマーケティング戦略を立てることができます。

事業者のニーズに応える

日本市場では人口の減少や高齢化が進んでおり、食品市場の規模は縮小傾向にあります。このような状況の中で、小売企業はお客様との関係を強化し、他社との差別化を図るためにデータ活用がますます重要になっています。顧客基盤を活用し、オンラインとオフラインの購買履歴を統合することで、個々の顧客に合わせた戦略的なコミュニケーションが可能となります。

加えて、すでに自社の店舗アプリを利用しているお客様は、同一アカウントでネットスーパーやネットドラッグストアを簡単に利用開始できます。これは、顧客の利便性を高め、リピート購入の促進にも寄与します。

OpenID Connectについて

OpenID Connect（OIDC）は、OAuth 2.0を拡張した認証のための規格です。この仕組みを利用することで、複数のシステムにアクセスする際に同じ認証情報を使用できるため、ユーザーは利便性が向上します。Stailerでは、この認証方式を採用することで、ネットサービスの安全で迅速な利用が可能となりました。

今後の展望

Stailerは、スーパーマーケットやドラッグストアといった小売・流通事業者のための効率的なECプラットフォームを目指しており、ユーザー向けのアプリ、バックヤード向けのピックパック・配達管理アプリ、さらには受注・在庫管理システムやBOPIS（店舗受け取りやドライブスルー受け取り）など、小売ECの成長を支えるための全てのシステムを一つのプラットフォームで提供しています。

公式ウェブサイトはこちらですので、ぜひご覧ください。さらに、小売企業がこの機能を導入する際には、個別見積もりが必要な場合がありますので、興味のある方はぜひお問い合わせください。