最近、注目を集めている美容液の新技術、"ペンタイド技術"についてお話しします。この技術は、外的な刺激から肌を守るバリア機能がある肌において、化粧品成分の浸透を効率的に実現するために開発されました。
ペンタイド技術の最大の特徴は、肌内部への成分の安定した浸透を促進することです。肌の表面には、皮脂膜や細胞間脂質といったバリアが存在し、外からの刺激や不要な成分の侵入を防ぎます。そのため、従来の化粧品は、肌の表面にとどまることが多く、期待した効果を得ることが難しい場合があります。そこで、ペンタイド技術が登場しました。
具体的には、浸透型ペプチドや特殊なビタミンC誘導体、さらにNMN誘導体が開発され、これらが肌に効率よく届くことによって、肌本来の機能をサポートします。たとえば、"ペンタイド-C"は、ビタミンCと浸透型ペプチドを結合して安定化させた新しいビタミンC誘導体であり、皮膚内での利用率が非常に高いことが特徴です。そして、2021年には「CITE JAPAN AWARD」で金賞を受賞しました。
また、"ペンタイド-NMN"は、近年注目されているNMN成分を角質層に直接浸透させる技術です。この成分はエイジングケアに関連して多くの研究が行われており、肌の老化を防ぐための不可欠な成分として位置付けられています。
ここで注目すべきは、ペンタイド技術を使用したOEM美容液の開発が可能であるという点です。コスメシューティカル社は、この技術を活用し、多様な機能性原料と組み合わせることで、お客様のニーズに応じたカスタマイズができます。実際に、ヒト幹細胞培養液やエクソソームといった成分との相性も良く、様々なコンセプトの美容液が製造されています。例えば、ヒト幹細胞培養液を用いた"ペンタイド-C"との組み合わせでは、肌の弾力を向上させ、ふっくらとしたハリ肌が期待できます。また、ヒト幹細胞培養液と"ペンタイド-NMN"の組み合わせでは、年齢に伴う肌の悩みをトータルでサポートすることが可能です。
このような技術と原料の組み合わせにより、業界内で競争力のあるオリジナルの化粧品が生まれ、顧客の期待に応えています。少量からの生産も可能で、OEMやODM製造において柔軟かつ迅速な対応ができることも大きな魅力です。
さらに、コスメシューティカル社の自社ブランド"ACTIVART"では、ペンタイドを活用した美容液シリーズがサロン向けに展開されています。各美容液は目的に合わせたラインナップとなっており、肌の悩みに応じた重ね使いも可能です。
透明感のある美しい肌を手に入れるためには、新しい技術の導入が不可欠です。今後も、ペンタイド技術を用いた高機能美容液の進化に期待が寄せられます。この技術がより多くの人々に美しさを届ける日も近いのではないでしょうか。
【参考情報】
- - コスメシューティカル株式会社の公式サイトを訪れると、詳しい製品情報やOEMに関する問い合わせ方法が掲載されています。興味のある方はぜひチェックしてみてください。