心斎橋の街、活気回復
2023-11-21 15:00:02

心斎橋筋商店街、通行量回復で活気を取り戻す!コロナ禍からのV字回復、空室率も大幅改善

心斎橋筋商店街、コロナ禍からの回復著しい!通行量増加で活気を取り戻す



大阪ミナミのランドマーク、心斎橋筋商店街。2023年7月から9月までの通行量が約2,294万人を記録し、活気を取り戻しつつあることが明らかになりました。これは前年同期比で152.4%増、2019年同時期と比較しても83%にまで回復しており、コロナ禍からのV字回復といえるでしょう。

特に7月と8月は通行量が増加。夏の大型イベントが通常通り開催されたことや、国内旅行者の増加が追い風となったと考えられます。

通行量回復の背景:イベント効果と観光客増加



この通行量増加の背景には、いくつかの要因が考えられます。まず、夏期のイベントの開催です。コロナ禍で自粛されていたイベントが再開されたことで、多くの観光客が心斎橋筋商店街を訪れるようになりました。

さらに、国内旅行の需要回復も大きく影響しています。コロナ禍で抑制されていた旅行需要が解放されたことで、大阪を訪れる観光客が増加。その波が心斎橋筋商店街にも押し寄せたのです。

空室率の大幅改善:通行量増加との相関関係



通行量増加は、商店街の活性化に留まりません。心斎橋筋ハイストリートの空室率にも大きな変化をもたらしています。2022年第1四半期にはコロナ禍の影響で24.1%に達した空室率は、2023年第3四半期には4.3%まで減少。これは、通行量増加とテナントの出店ニーズの高まりが相関していることを示しています。

店舗を構える際、立地の良し悪しは重要な判断材料となりますが、その中でも通行量は特に重要な要素。心斎橋筋商店街の通行量増加は、テナントにとって魅力的な立地であることを再確認させたと言えるでしょう。

今後の展望:さらなる活性化への期待



心斎橋筋商店街の回復は、大阪経済にとっても明るい兆しです。今後も、魅力的なイベントや新たな店舗の誘致などを通して、さらなる活性化が期待されます。

データで見る心斎橋筋商店街の回復



2023年7月~9月期通行量:約2,294万人
前年同期比:152.4%増
2019年同時期比:83.0%
心斎橋筋ハイストリート空室率(2023年Q3):4.3%

これらの数値は、心斎橋筋商店街の回復がいかに著しいかを物語っています。

今後、どのような施策が展開され、商店街がどのように発展していくのか。引き続き注目していきたいところです。

会社情報

会社名
心斎橋筋商店街振興組合
住所
大阪府大阪市中央区心斎橋筋2‐2‐22小大丸ビル5階
電話番号

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