アリソン4440初搭載
2026-01-27 13:05:37

アリソン4440がNICHIJOのダンプトラックに初搭載、2026年に納車予定

アリソン4440がNICHIJO製ダンプトラックに搭載



中・大型商用車向けのオートマチックトランスミッションを製造するアリソントランスミッションが、ついにその最先端技術を利用した新たな挑戦を発表しました。アリソン4440というトルクコンバーター付き6速フルオートマチックトランスミッションが、北海道札幌に本社を持つ株式会社NICHIJO製の構内用ダンプトラックNT500LDに初めて搭載されることが決定したのです。このダンプトラックは2026年の初頭にエンドユーザーに納車される予定で、両社のコラボレーションが业界にどのような影響を与えるのか、非常に注目されています。

ダンプトラックのSpecifications



NICHIJOの構内用ダンプトラックNT500LDは、主に鉄鋼メーカーでの使用を想定して設計されています。この車両は最大50トンの積載が可能で、鉄鉱石や石炭、製造過程で生じる鉄スクラップや廃棄物を効率良く運搬できる能力を持っています。駆動方式は6X4となっており、製鉄所内の未舗装路などの悪路でも高い走破性を発揮します。

搭載されるエンジンはキャタピラー社製のC9.3B型ディーゼルエンジンで、最大出力280kW、最大トルク1,715Nmを持つため、非常にパワフルな走行が期待されます。また、空車時は時速50km、積載時でも時速40kmの巡航速度を実現しています。この性能にアリソン4440が加わることで、さらなる走行性能の向上が見込まれています。

アリソン4440の特長



アリソン4440は、前進6速、後退1速のトランスミッションで構成されており、エンジンの出力をトルクコンバーターで最大2.42倍に増幅できます。これにより、力強い発進が可能となり、ダンプトラックとしての利用に最適です。特に、工事現場などの過酷な環境での使用が予想されるため、その耐久性と運転しやすさが重視されています。

また、操作系も特筆すべき点です。主に大型路線バスに使用されるプッシュ式シフトセレクターに変わり、手袋を装着したままでも操作しやすいバンプ式シフトセレクターが採用されています。これにより、作業者のストレスを軽減し、安全性も向上しています。

メンテナンス性とアフターサービス



アリソン4440には、予後診断機能も搭載されており、オイルレベルやオイルライフ、フィルターの状態をリアルタイムで確認できるため、メンテナンスも容易です。これにより、コスト削減やダウンタイムの短縮が期待されます。

NICHIJOの成瀬悠人氏は、アリソンを採用した理由について「お客様からのリクエストを踏まえ、シフトショックがほぼないアリソン製品は非常に魅力的でした。特に製鉄所は長時間の稼働が求められるため、耐久性が非常に重要になります。アリソンのトランスミッションは、長年の実績があり、安心して採用することができると確信しました」と述べています。

未来への展望



アリソン4440を採用したダンプトラックは、今年中に4台、来年にはさらに3台の追加生産が計画されています。また、すでにエンドユーザーに納車したキャリアパレットにはアリソン6000シリーズが搭載されており、今後も3~4台のAT搭載車を生産する予定です。アリソントランスミッションが提供する高い性能と耐久性が、今後の商用車市場に大きなインパクトを与えることは間違いありません。

世界の様々な市場で信頼されているアリソントランスミッションの技術が、新たなダンプトラックの運用に盛り込まれることで、運搬業界に革命をもたらすことに期待が高まります。

会社情報

会社名
アリソンジャパン株式会社
住所
電話番号

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