SIRCが進化した現場データ利活用プラットフォームを発表
株式会社SIRC(サーク)が提供する「SIRCクラウド」は、新たな機能を追加し、従来の「データの見える化」から「データの利活用」へと進化しました。このプラットフォームのアップデートにより、省エネやCO₂排出削減に向けた取り組みをサポートし、企業の持続可能な成長を後押しする機能が充実しました。
現場データを一元管理する魅力
以前は、生産に関するデータが機器ごとにバラバラに管理されており、その確認や活用には多大な工数がかかっていました。しかし、今回のアップデートによってSIRCクラウドではこれらのデータを一括で管理できるようになります。これにより、異なるデータ同士の相関を簡単に把握でき、業務効率化や省エネの具体的な施策を導入しやすくなります。
新商品「IoTデジタル入力ユニット」の登場
SIRCは新商品「IoTデジタル入力ユニット」を発売しました。このユニットは既存の計測機器のデータをBluetoothで無線送信し、SIRCクラウドに集約することが可能です。これにより、現場の計測器をそのまま活用しながら、後付けでデータ活用を加速させることができます。特に、製造現場での生産数量、エア・液体・ガスの流量など、さまざまなデータを効率的に収集できる点が魅力です。
SIRCクラウドの機能強化
さらに、SIRCクラウドには「Scope3省エネ改善」機能が追加されました。この機能では、生産数量と電力量の相関を可視化することができ、エネルギーロス分析や前後比較機能を通じて、CO₂削減のための具体的なヒントを提供します。企業はこの機能を利用して、自社の省エネ活動をさらに推進することができるでしょう。
スムーズなデータ分析の実現
SIRCクラウドでは、他社製センサとの接続も可能になりました。これにより、現場で稼働中の様々な計測機器からデータを取り込み、一元管理・分析ができる環境が整備されています。この機能拡充は、広範囲にわたる生産データの統合管理を実現し、企業がデータドリブンで意思決定を行うための基盤を提供します。
手軽に省エネに取り組める!「SIRCクラウドパッケージ」の提供開始
脱炭素社会の実現に向けた需要が高まる中、特に中小企業ではCO₂削減のための設備投資が難しいという現実があります。これを解消するため新たに「SIRCクラウドパッケージ」が登場しました。このパッケージは、さまざまなIoTセンサをセットにした定額プランで、企業は手軽に現場データの収集や省エネ対策を始めることができます。
SIRCクラウドパッケージは、Scope3に対応しており、大企業から中小企業まで、範囲を問わず利用しやすくなっています。これにより、製造現場の環境改善を進め、業務の効率化を図る力強いサポートとなるでしょう。
まとめ
SIRCは、センシング技術とデータ解析を駆使し、企業の省エネ・カーボンニュートラル参画を支援しています。新しいクラウドサービスの導入により、持続可能な社会の構築に向けた一歩を踏み出す機会が広がりました。今後もSIRCは、革新的なサービスで企業の成長を促進し、地球環境の保護に寄与していくことを目指しています。
詳細は、
SIRC公式サイトをご確認ください。