奈良県の性と健康の相談センター『ならはぐ』が令和7年度もサポート
奈良県に位置する性と健康の相談センター『ならはぐ』は、昨年度に続きファミワンの支援のもと、妊娠や出産に関する悩みを抱える方々にオンラインでの相談サービスを提供します。この取り組みは、すべての人が幸せな人生を歩むためのビジョンのもとで行われ、各ライフステージに応じた健康支援を実現します。
専門家による多角的サポートの提供
『ならはぐ』では、看護師や臨床心理士といった専門職が集まり、妊娠や性、生殖に関する幅広い相談に応えます。これにより、県民は自分の悩みを気軽に話すことができ、専門的な視点からのアドバイスを受けることが可能です。さらには、昨年度から導入されたオンライン相談窓口により、より多くの人が相談しやすい環境が整備されており、特に若年層の利用促進が図られています。これらのサービスは、正しい知識の普及や不安解消を目的としています。
匿名での安心利用が可能
相談は匿名で行えるため、利用者はリラックスした状態で話すことができます。テキストメッセージやZoomを利用した通話も可能で、スマホからの簡単アクセスが魅力です。経験豊富なアドバイザーが丁寧に対応し、利用者の立場に寄り添った235サポートを行います。
周囲のサポートを求める声にも応じる
『ならはぐ』では、当事者だけではなく、悩みを抱える知人や家族からの相談も受け付けています。さらには、2024年10月には保健所や市町村の保健師、学校関係者向けに「プレコンセプションケアを知ろう・語ろう」と題したオンラインセミナーを開催する予定です。このセミナーでは、自治体間での情報や意見の交換を行い、地域におけるサポートの質を向上させることを目指しています。
利用者からの温かい声
実際に『ならはぐ』を利用した方々からは、感謝の声が多く寄せられています。「送られてくるアドバイスが安心を与えてくれた」「匿名で相談できたので気持ちを楽にできた」といった内容があり、利用者の心に寄り添ったサービスが評価されています。
高まる健康経営への寄与
ファミワンが提供する福利厚生サービスは、社員が気軽に専門家に相談できるシステムを構築しています。これにより、企業内の健康経営をサポートし、社員のメンタルケアを促進することが期待されます。特に、女性従業員に対する理解を深めることで、全体的な企業の風土を向上させる効果があるといえるでしょう。
マルチプラットフォーム導入のメリット
従業員は、オンラインでいつでもどこでも専門職に相談することができ、内容が会社に知られることもありません。これにより、心理的安全性を確保し、ストレスの軽減や早期相談を促進する環境が生まれています。その結果、働く環境の向上や、従業員満足度の大幅な向上が期待されます。
企業から自治体まで幅広く
ファミワンは法人向けのサービスを2018年からスタートさせ、全国各地の企業や自治体へと連携を広げています。小田急電鉄、ANA、さらには東京都杉並区など、さまざまな組織での導入実績を持ち、地域における健康支援の要としての役割を担っています。
総じて、『ならはぐ』は奈良県内の妊娠と健康に関する悩みへの適切なサポートを提供し、県民の心の健康を促進しています。このような取り組みが今後も続くことを期待しています。