睡魔との戦い！ビバリーの「眠くなるパズル」が登場

ビバリーの新作「眠くなるパズル」が魅力を放つ

ジグソーパズルの新たな挑戦が、株式会社ビバリーから登場しました。その名も「眠くなるパズル」。このパズルは、100匹近くの白い羊が密集してこちらを見つめる独特なデザインが特徴です。

地獄パズルシリーズの1作

「眠くなるパズル」は、来年で10周年を迎える地獄パズルシリーズの最新作です。シリーズは、世界で最も小さな1000マイクロピースを使用し、難易度が極めて高いことが一つの魅力とされています。一般的なジグソーパズルは、絵柄とピースの形を手がかりにすることができるのに対し、このパズルは主にピースの形のみを頼りに組み立てていかなければなりません。つまり、白一色で構成された作品は、まるで地獄のような苦しみをもって組み上げることから「地獄パズル」と名付けられたのです。

しかし、ついに登場した「眠くなるパズル」は、その名の通り、絵柄のヒントがあるため地獄パズルの中では比較的取り組みやすい部類に入りますが、一つ大きな敵が存在します。それは、「睡魔」です。

羊を数える不思議な体験

白い羊をじっと視ていると、だんだんとその濃淡がぼやけて見えるようになります。「羊が一匹、羊が二匹…」と眠れない時に行う「羊数え」のように、視界がぼやけてきて、意識が睡魔に引き込まれてしまうのです。

この「眠くなるパズル」は、日本玩具協会の2021年度日本おもちゃ大賞「ハイターゲット・トイ部門」で優秀賞を受賞しました。今年の受賞式は、例年の「東京おもちゃショー」に代わり、6月15日に行われた授賞式で発表されました。この賞は、良質で市場性のある玩具の開発を促進することを目的としており、300点以上の応募作品から厳選された35商品が入賞しています。