サステナビリティへの第一歩を踏み出す
2024年に創業30周年を迎える株式会社ニューロマジックは、国際的な基準に準拠したマテリアリティ特定を支援するワークショップを展開しています。近年、企業が競争力を維持するためには、環境問題や社会的課題への取り組みが不可欠であり、その一環として重要な課題を特定することが求められています。この度、同社の草分け的なプロジェクトとして、スウェーデンのスタートアップ「Taggr」とのコラボレーションにより、マテリアリティ特定に関するワークショップが実施されました。
Taggr社の背景と課題
スウェーデンの「Taggr」社は、環境に配慮したスマートデバイスを提供する企業であり、機械や装置の稼働状況を的確に把握できるセンサータグを展開しています。これによって、機械の使用状況をリアルタイムでモニタリングし、不必要なコストを削減することが期待されており、サステナビリティの向上にも繋がっています。しかし、Taggr社は提供する膨大なデータの中から、どの情報を重要視すべきかを特定することができずにいました。
ニューロマジックの取り組み
ニューロマジックはこの課題を解決するために「マテリアリティ」を特定するプロジェクトに取り組みました。このプロジェクトでは、まず事前ワークショップを数回実施し、その後、Taggr社の事業環境を考慮に入れた集中ワークショップを3日間にわたって行いました。参加者は環境や経済、社会にどのような影響があるかをブレインストーミング形式で議論し、問題を明確化していきました。
このプロセスの中で、国際的に認知されたフレームワーク「GRI」に準拠した重要な課題を特定し、その結果をもとに包括的な報告書が作成されました。この報告書には、まさに経営戦略に盛り込むべきサステナビリティ課題や、追跡すべきKPI、さらには今後の戦略についての提案が含まれています。これにより、Taggr社の持続可能な経営への貢献が期待されています。
Taggr社CEOの感謝の声
ワークショップに参加した「Taggr」社のCEO、アンドレアス・エリクソン氏は次のようにコメントしています。「明確な方向性がないと、事業が複雑化し目標到達が危ぶまれるリスクがあります。ニューロマジックの指導により、私たちはリソースを最適に活用するための重要なガイダンスを得ました。」彼のコメントからは、本プロジェクトがもたらした価値がいかに大きいかが伺えます。
ワークショップの魅力
ニューロマジックが提供する「マテリアリティ特定ワークショップ」は、特に環境、経済、社会領域において優先すべき課題を特定したい企業に最適なサービスです。このワークショップを通じて、より短期間で重要課題を明確化することが可能となり、企業は経営戦略にサステナビリティを取り込むことで、投資家や他のステークホルダーからの信頼を高めることができます。
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会社概要
株式会社ニューロマジックは、1994年に設立され、東京都中央区に本社を構えています。コミュニケーションデザインやサービスデザイン、ブランドデザインに関わる多様なクリエイティブサービスを提供しており、サステナビリティ・トランスフォーメーションへの取り組みにも力を入れています。2024年2月期の売上高は約1227百万円であり、現在106名のスタッフが活躍しています。
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