中部地区から6チームが全国へ!U21アルティメット熱戦をレポート
2024年11月9日(土)と10日(日)、静岡県御殿場市の時之栖スポーツセンターで「第7回全日本U21アルティメット選手権大会 中部地区予選」が開催されました。
この大会は、U21世代(21歳以下)のアルティメットプレイヤーたちが、全国大会出場権をかけて熱い戦いを繰り広げる、毎年注目を集める競技です。
中部地区予選では、オープン部門とウィメン部門それぞれから3チームずつ、計6チームが全国大会への切符を手にしました。
白熱した戦いを制した強豪チームたち
オープン部門では、中京大学フリッパーズが優勝、愛知大学NEXUSが2位、愛知淑徳大学ガーネッツが3位となりました。
ウィメン部門では、静岡大学GLANZが頂点に立ち、中京大学Naughty Kidsが2位、そして静岡大学うわの空が3位という結果に終わりました。
どのチームも高い技術と戦略、そして粘り強いプレーで観客を魅了しました。特に決勝戦では、手に汗握る接戦が繰り広げられ、会場全体が一体となって熱狂的な雰囲気に包まれていました。
アルティメットの魅力
アルティメットは、フライングディスクを用いたチームスポーツです。
100m×37mのコートで、各チーム7人(ユース世代は5人)が、ディスクをパスしながら相手チームのエンドゾーンまで運び、そこでキャッチすることで得点を獲得します。
バスケットボールやサッカーのような激しい身体接触がなく、ディスクの飛行特性を生かした戦略的なプレーが求められます。
さらに、アルティメットの特徴として「スピリット・オブ・ザ・ゲーム」という理念があります。これは、選手たちが互いに尊重しあい、フェアプレーを重んじるという精神です。選手同士が自己審判を行うというユニークなルールも、この理念に基づいています。
全国大会への展望
中部地区予選を勝ち抜いた6チームは、来年3月に開催される全国大会へ駒を進めます。
中部地区代表として、彼らが全国の舞台でどのような活躍を見せてくれるのか、今から期待が高まります。
全国大会での健闘を祈るとともに、今後のアルティメットの発展にも注目していきましょう。
大会概要
大会名: 第7回全日本U21アルティメット選手権大会 中部地区予選
開催日: 2024年11月9日(土)-10日(日)
開催場所: 時之栖スポーツセンター(静岡県御殿場市)
主催: 一般社団法人日本フライングディスク協会
協賛: 文化シヤッター株式会社
一般社団法人日本フライングディスク協会について
日本フライングディスク協会は、フライングディスク競技の普及と発展に貢献する団体です。
アルティメット競技の振興、指導者育成、国際交流など、幅広い活動を行っています。
公式ウェブサイトでは、競技に関する情報やイベント情報などを閲覧できます。
公式サイト:
https://www.jfda.or.jp/