Dress Code株式会社がISO/IEC27001及びSOC2 Type1を取得！エンタープライズ市場での信頼性強化へ

Dress Code株式会社が新たな国際認証を取得

2025年5月、東京都のDress Code株式会社が、情報セキュリティマネジメントシステムに関する国際規格「ISO/IEC 27001」と、アメリカ公認会計士協会が定める「SOC2 Type1報告書」を取得しました。この二つの認証獲得により、同社が展開するワークフォースマネジメントプラットフォーム「DRESS CODE」を利用する企業は、内部監査や外部監査の際に、内部統制を効率的に評価できるようになるといいます。

ISO/IEC 27001とは

ISO/IEC 27001は、情報セキュリティマネジメントシステム、いわゆるISMSに関する国際的な基準です。この規格は、情報の機密性、完全性、可用性の三つの要素を中心に、情報を効果的に管理し、活用するための枠組みを定めています。

SOC2報告書について

SOC2報告書は、特にクラウドサービスやSaaS企業が、顧客データをいかに安全に保護しているかを示すための監査報告書です。こちらも独立した監査人によって評価され、サービス提供者の信頼性を保証します。Dress Code株式会社が取得したType1の報告書は、基準となる日時における内部統制デザインの評価結果を示しています。この度の取得は、同社が今後予定しているType2報告書の獲得に向けたステップにもなっています。

取得の狙いと背景

Dress Code株式会社の代表取締役CEO、江尻祐樹氏は、セキュリティは同社の成長を支える土台であるとの信念のもと、創業初期からこの分野に注力してきたと語ります。特に、SaaSやクラウドサービスを提供する企業として、顧客が重要情報を安心して預けられる環境を整えることが必要不可欠だと判断し、本認証を同時に取得する意思決定をしました。これは、急速に拡大するエンタープライズ市場における競争力を強化し、顧客からの信頼を高めるための重要なステップだと言えます。

今後の展望

今後も引き続き、より高いセキュリティ基準を満たすために、SOC2 Type2やクラウドセキュリティ対応の国際規格（ISO/IEC 27017など）の取得に力を入れていく方針です。また、国内外の法規制にもきちんと遵守し、安心して利用できるサービスを提供していくことを目指しています。

「DRESS CODE」プラットフォームの特徴

「DRESS CODE」は、業務に伴う摩擦を解消し、より効率的な働き方を実現するために設計されたワークフォースマネジメントプラットフォームです。人事や総務といった部門横断での情報共有を促進し、組織内の業務プロセスを最適化します。現在、同プラットフォームには「HR Force」「IT Force」「GA Force」の三つのシリーズがあり、今後はさらに募集やプロジェクト、ガバナンス領域にまでカバーする予定です。