岡山大学総合技術部、活動報告書第1集を発行!創部1年目の実績と長期ビジョン2050実現に向けた歩みを公開
岡山大学総合技術部は、2024年6月30日に「岡山大学総合技術部活動報告書第1集」を発行しました。
本報告書は、2023年度に設置された総合技術部の創部1年目の活動内容をまとめたもので、教育研究系技術職員の取り組みや、組織として地域社会に貢献するための活動などが詳しく紹介されています。
総合技術部は、岡山大学が掲げる長期ビジョン2050「地域と地球の未来を共創し、世界の革新に寄与する研究大学」の実現に向け、技術職員の高度化や研究支援、社会貢献活動など多岐にわたる活動を行っています。
報告書では、高度人材育成プログラム「TCカレッジ」への参画や、組織化以前から行われていた研修会や地域貢献活動(科学啓発活動)を総合技術部として体系的に展開するようになったことなどが具体的に示されています。
また、技術職員が部課長を務めている点も特徴です。これは、岡山大学が職員の高度化を積極的に推進している証であり、技術職員を研究パートナーとして位置づけ、研究推進において重要な役割を担う人材として育成していくという方針を反映しています。
今回の活動報告書の発行について、活動報告委員会委員長の里本公明技術専門員は、「組織の活性化に大きく貢献できた」とコメントしています。
総合技術部本部長の佐藤副理事・副学長・上級URAは、「本報告書が組織の一体性を高め、岡山大学ビジョン2050の実現という大きな目標に向けて邁進していくための礎となることを期待している」と述べています。
総合技術部の活動は、岡山大学が地域中核・特色ある研究大学として、社会に貢献していくための重要な要素の一つです。今後、失敗を恐れずに挑戦を続け、進化していく総合技術部の活動に注目していきましょう。
活動報告書の内容
活動報告書には、以下の内容が盛り込まれています。
業務報告: 講習会の開催事例、地域貢献活動(科学啓発活動)事例、個人の通常業務報告など
技術研究報告: 技術業務事例報告、研究成果報告など
研修・出張報告: 学会、研修会、講習会への参加報告など
業績リスト: 投稿論文、講演・発表、受賞、外部資金獲得の状況など
岡山大学のビジョン
岡山大学は、長期ビジョン2050として、「地域と地球の未来を共創し、世界の革新に寄与する研究大学」を掲げています。
総合技術部の活動は、このビジョンを実現するための重要な役割を担っています。
まとめ
岡山大学総合技術部の活動報告書第1集は、技術職員の活躍や組織の取り組みを具体的に示した重要な資料です。
岡山大学が目指す未来に向けて、総合技術部がどのような役割を果たしていくのか、今後の活動に注目していきましょう。