聖徳学園が世界初の高等学校としてUnityアカデミックアライアンスに加盟

聖徳学園高等学校が、ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンが展開する「Unityアカデミックアライアンスプログラム」に加盟し、世界初の高等学校となりました。本プログラムは、2D、3D、VR、ARを駆使したインタラクティブコンテンツの開発に必要なUnityの技術を、加盟校間で共有し合うことを目的としています。このアライアンスに参加することで、聖徳学園は学生たちに変化し続ける世界で生き抜く力を授けることを目指します。

日本における教育への公的支出が伸び悩んでいるなか、国家的な教育改革が求められている現状があります。「Unityアカデミックアライアンス」は、ICT教育の推進を図り、他国に対しても通用する教育プログラムを提供する試みです。このような取り組みは、日本の教育の質を底上げする大きな一歩となることが期待されています。

聖徳学園が目指すのは、単にアートやデザインの分野だけに留まらない教育です。ここで学ぶ学生たちは、創造力やプログラミング思考を培うことで、グローバルな舞台で活躍できる人財に成長することを目指します。具体的には、社会の変化に即応できる力を持った若者たちを育成し、イノベーションを推進する人材を市場に送り出すことを目指しています。

ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンは、聖徳学園との連携を通じて、さらに多くの高等学校と共に技術者の育成に取り組んでいく方針です。また、教育機関や学校の教員、学生と積極的なつながりを持ち、プログラミング能力の向上を図ります。

この「Unityアカデミックアライアンス」の発足を祝う形で、ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンの責任者は、クリエイティブな思考が未来の人材には欠かせないスキルであると語っています。加えて、聖徳学園の最高情報セキュリティ責任者もこのアライアンスへの加盟を喜び、未来を担う子どもたちの成長を見守る決意を示しました。

学校法人聖徳学園は、“「考える力」を一生の財産に”をスローガンに、幼稚園から高等学校までの一貫した教育を行っています。デジタル化が進む中で多様な価値観を摂取しつつ、国を越えて挑戦できるマインドを育てる教育を実践しています。今後、聖徳学園は合同で行うICT教育を通じて、学生に新しい価値を生み出す力を授けることを目指します。

詳しい情報は、ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンの公式サイトや聖徳学園のホームページをご覧ください。