ハイブリッドワークの実証
2021-07-20 11:00:15
コロナ後の働き方革命:ハイブリッドワークの実証実験開始
新たな働き方、それはハイブリッドワーク
新型コロナウイルスの影響を受け、私たちの働き方は大きな変革を迎えています。テレワークが普及する中で、業務の効率化が進み、生産性も向上しています。しかし、その一方で、コミュニケーション不足や働き方への不安が増加していることも事実です。こうした課題を解決するため、NECネッツエスアイが新たな働き方の提案として「ハイブリッドワーク」の実証を開始しました。
ハイブリッドワークとは、オフィスワークとテレワークを融合させた新しい働き方であり、企業にとっての成長をサポートするものです。NECネッツエスアイは2007年から「働き方改革」に取り組んできた企業であり、その知見を活用しながら、企業内コミュニティのあり方を見直し、イノベーション創出を目指します。
ハイブリッドワークの4つの柱
この実証は、以下の4つの要素から構成されています。
1. 企業内コミュニティの変革
自社の人材育成を支援し、成長を促進する仕組みを構築します。
2. 組織横断チームの支援
異なる企業や組織の壁を超えたチーム形成を行い、情報流通を活性化します。
3. デジタルとリアルの融合
イノベーションを生み出すための共創空間を整備します。
4. お客さまとの共同作業
バーチャル共創ラボを構築し、リアルオフィス以上の価値を共に創出します。
これらの取り組みを通じて、企業が抱える課題や困難を克服することが期待されています。特に、「日本橋イノベーションベース」と呼ばれるオフィススペースでの実証実験では、テレワーク勤めの社員が集まり、相互のコミュニケーションを強化し、業務活動の質を向上させることを目指しています。
KloudHybrid の活用
この実証を進めるにあたり、NECネッツエスアイはKloudspot社が提供する「KloudHybrid」というハイブリッドソリューションを活用します。このソリューションは、企業がオフィスとリモートワークの両方を効率的に行えるための技術基盤を提供しており、今後の新機能開発へとつなげる予定です。
未来に向けた挑戦
NECネッツエスアイは、今回の実証実験を通じて得られた知見を社会に還元し、持続可能な成長を実現しようとしています。特に、社員のレジリエンスを高め、働く環境を向上させることが、企業責任と捉えています。会社としては、今後もハイブリッドワークを支援するツールやソリューションの開発を続け、市場に投入していく計画です。
このような新たな働き方の探索と実践に、期待が寄せられています。コロナ後の社会には、より柔軟で生産性の高い働き方が求められており、その実現に向けた取り組みが加速しています。私たちも、この変革の一端を見届けていきたいと思います。
会社情報
- 会社名
-
NECネッツエスアイ株式会社
- 住所
- 東京都港区芝浦三丁目9番14号NECネッツエスアイ本社ビル
- 電話番号
-
03-4212-1000