東京工芸大学アニメーション学科学生がTOTOトイレ川柳20回記念アニメーション制作に参加!
東京工芸大学芸術学部アニメーション学科の学生たちが、TOTO株式会社が6月17日に公開したアニメーション「TOTOトイレ川柳20回記念1(ワン)ロールシアター」の制作に参加しました。
このアニメーションは、TOTOが毎年開催している「TOTOトイレ川柳」の20周年を記念して制作されたもので、過去に募集された川柳作品の中から厳選された作品が、トイレットペーパーに手描きでアニメーション化されました。
トイレットペーパーに手描きされたアニメーション
アニメーション制作には、東京工芸大学アニメーション学科の学生14名と山中幸生准教授が参加。学生たちは、5月31日から6月1日にかけて、2日間かけてトイレットペーパーに1コマずつ手描きでアニメーションを描きました。
使用されたトイレットペーパーは1ロール(約110m)で、そこに描かれたイラストは原画600枚分に相当します。学生たちは、トイレットペーパーという素材に苦労しながらも、丁寧に描き込み、個性的な作品を作り上げました。
学生たちの声
参加した学生からは、「滲むのが難しかった」「破れていたトイレットペーパーがあったが、破れた部分も味になる。トイレットペーパーに描く意味になった」といった声が聞かれました。
アニメーションの内容
「TOTOトイレ川柳20回記念1(ワン)ロールシアター」は、日常や家族の生活が詠まれた過去の川柳作品をアニメーション化したもの。
トイレにまつわる温かいエピソードやユーモアあふれる作品が、トイレットペーパーというユニークな素材によって、さらに味わい深く表現されています。
作品の公開について
このアニメーションは、「TOTOトイレ川柳」公式サイトや公式YouTubeで公開されています。また、TOTOミュージアム(福岡県北九州市)の休憩ラウンジでも、2024年6月19日から2025年3月末まで上映されます。
東京工芸大学アニメーション学科について
東京工芸大学アニメーション学科は、日本の4年制大学で初めてのアニメーション学科として誕生しました。制作分野では、従来のテレビや映画産業にとどまらず、次世代のアニメーションに関連する様々な分野で活躍できる人材の育成を目指しています。研究分野では、アニメーション作品を客観的に評論し、学術的にアニメーションを研究します。
まとめ
東京工芸大学アニメーション学科の学生たちが制作に参加した「TOTOトイレ川柳20回記念1(ワン)ロールシアター」は、トイレットペーパーというユニークな素材を用いた、温かくユーモアあふれるアニメーション作品となっています。
ぜひ、公式サイトやYouTubeで作品をご覧ください。