日系チャンネル開局
2015-06-15 10:00:04

ベトナム初の日系テレビチャンネル「View TV」が開局!日本のドラマやアニメを配信

今月5日、ベトナム・ホーチミンで日系のテレビチャンネル「View TV」の開局式が盛大に行われました。エンターエイジア株式会社が出資したこのチャンネルは、ベトナムの20代と30代を中心としたファミリー層をターゲットにしています。出席者には約200名のメディア関係者が集まり、同社の代表取締役である青木昌彦氏がこのプロジェクトの意義について語りました。

「View TV」は国営チャンネル8にて放送され、日本の人気ドラマやアニメを中心に独自のコンテンツを展開します。ドラマは『恋愛ニート~忘れた恋のはじめ方』や『世界の中心で、愛をさけぶ』、アニメは『砂沙美魔法少女クラブ』など、多彩なラインナップで視聴者の期待に応えます。

このチャンネル設立の背景には、テレビ産業が急成長を遂げているベトナムの現状があります。特に、若いファミリー層はベトナム経済の成長を支える重要な要素となっているため、彼らに向けた有用なコンテンツが必要とされていました。これまで、そのニーズに応えるテレビチャンネルは存在せず、「View TV」は新しい選択肢を求める声に応える形で誕生しました。

「View TV」は4月からの本放送を開始し、当初は午前4時から深夜0時までの放送を予定していますが、年内にも24時間放送を展開する計画をしています。視聴は無料で、視聴者は気軽に高品質な日本のコンテンツを楽しむことができます。今後は通販番組にも注力し、日本の製品や文化を多角的に紹介していく方針です。

また、エンターエイジアはハノイに「ジャパン・エンターテインメント・ステーション(JES)」を開設予定で、ここでは日本文化や日系企業の製品を紹介するブースや公開収録が可能なスタジオを整備する計画です。これにより、リアルとテレビを通じて、より多くの人々に日本文化を届けることが期待されています。

開局式では、エンターエイジアが意欲的に進める新たな試みにも多くの注目が集まり、関係者たちはその可能性に大きな期待を寄せています。「View TV」は、子育てをしながら新しいエンターテインメントを求めるファミリー層にとって、貴重なパートナーとなることでしょう。本放送を通じて、日本の文化がベトナムに深く根付くことが期待されています。これまでに類を見ない新しいテレビ文化の発展を読み取ることができる「View TV」に、今後も注目です。特に、くつろいだ家庭環境で楽しめるコンテンツが充実することにより、視聴者は毎日の生活をさらに豊かにすることができるでしょう。

このように、「View TV」はただの娯楽だけでなく、視聴者の価値観を広げる新しいメディアの形として位置づけられています。今後の番組編成やコンテンツ展開に大きな期待が寄せられています。

会社情報

会社名
エンターエイジア株式会社
住所
東京都中央区銀座7-10-18銀座秀芳ビル7階
電話番号
03-6274-6851

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