リモート面接を革新する「NEXAM」の活用と実績

リモート面接を革新する「NEXAM」

近年、特に感染症の影響でリモート面接の需要が急速に高まっています。そんな中で登場したのが、リモート面接サービス「NEXAM」です。このサービスは、学校法人山脇学園の帰国子女受験生向けに開発されたもので、SNSを活用し、対面せずに面接を実施することを可能にします。

NEXAMの仕組み

NEXAMは、専用のLINE公式アカウントを通じて利用されるサービスで、受験生は事前にアカウントに登録します。指定された日時に、面接試験のための動画を撮影し、アップロードするという流れなります。試験を担当する側は、投稿された動画を一覧で確認することができ、非常に効率的です。

このシステムの特徴は次のとおりです。

①迅速な試験実施

依頼があった後、最短で即日から動画試験を開始することができます。これは時間が限られている状況で、特に役立ちます。

②簡単な操作

受験生が指定した日時に一斉に受験案内や試験問題が送られ、受験生が撮影した動画をアップロードするだけと、シンプルで使いやすいシステムを実現しています。

③安心な管理体制

プラットフォームでは、提出された動画やその履歴、受験番号を一元管理することができ、安心して試験運営を行うことができます。特に、帰国子女のように海外から帰国して受験する学生にとって、その利便性は計り知れません。

NEXAMの誕生の背景

「NEXAM」は、感染症蔓延の影響で帰国困難な受験生を支援するために開発されました。最初はネイティブアプリの開発を望んでいた山脇学園でしたが、試験日まで時間が限られていたため、簡便なLINEベースのサービスを提案しました。この迅速な対応によって、無事帰国子女入試を実施することができました。

実績と今後の展望

すでに、NEXAMは山脇学園の帰国子女入試で利用され、約100人がこのプラットフォームにて動画ファイルを提出しています。アメリカ、オーストラリア、シンガポール、ドイツなど、世界中に住む受験者も問題なく利用できることが実証されています。

さらに、NEXAMは教育機関だけでなく、一般企業の採用活動にも応用できる汎用性があります。特に、動作がLINEのみで完結するため、煩雑な手続きなく始められる点が大きな利点です。