カスハラ対策講座
2025-01-09 09:05:30

カスハラ条例施行に備えた養成講座の開講決定について

カスタマーハラスメント対策の新しい取り組み



一般社団法人日本ハラスメントリスク管理協会(以下、協会)は、2025年2月13日・14日にカスタマーハラスメント(通称: カスハラ)の予防・対策に特化した【カスハラリスク管理者養成講座】を開講する運びとなりました。この講座は、特に2025年4月以降に東京都や北海道で施行されるカスハラ条例に備えた準備を行うためのものです。

講座開講の背景


カスハラは、最近注目が集まっている問題であり、店舗業務やサービス業だけでなく、法人同士の取引でも発生する可能性があるため、業界を問わず理解が必要です。しかし、どのように対応すればよいかは具体的には示されていません。このため、協会では実務的な知識を習得するための講座を設けることを決定しました。

この講座では、顧客対応の責任者としての考え方や、お客様と直接接する現場スタッフの育成方法に焦点を当てています。自身の業務にマッチした教育内容で、「すぐに使える知識」を中心に構成されています。

カスハラリスク管理者養成講座の概要


養成講座は全2日間で、計10時間を予定しています。参加者は、講座の受講後に試験を受け、合格することで「カスハラリスク管理者」の資格を得ることができます。講座はオンラインで実施され、詳細は以下のとおりです。

  • - 日時: 2025年2月13日(木)・14日(金) 13時〜18時(途中休憩あり)
  • - 対象者: 企業や病院、学校等の組織内で顧客対応を担う方、販売・営業マネージャー、士業の方等
  • - 受講費用: 一般180,000円(税込198,000円)ですが、第1期限定で120,000円(税込132,000円)での受講が可能です。

具体的な講座内容


協会は、受講者が直面する現実のカスハラ事例を踏まえた実践的な内容を提供します。受講者はグループワークやロールプレイングを通じて、知識を体感的に学ぶことができます。さらに、自社で活用できるマニュアル作成のポイントや対応策を具体的に議論しながら理解を深めていきます。

協会特任講師には、経験豊かな藤木健氏が担い、彼の豊富なノウハウを基にした研修が展開されます。彼は、数多くの業界でのクレーム対応経験を有しており、参加者に実践的なアドバイスを提供していきます。

なぜ今、カスハラ対策が必要なのか


カスハラは企業や組織にとって深刻な問題であり、従業員のモチベーションや業務の効率に大きな影響を及ぼすことがあります。適切な対応策を講じることで、従業員が本来の業務に集中できる環境の整備が求められています。この講座を通じて、自組織内でのカスハラ対策のスキルを高め、より良い職場作りに貢献することを目指しています。

説明会の開催


講座内容について、より詳しく知りたい方のために説明会も開催します。2025年1月21日(火)13時から15時までオンラインで実施予定なので、興味がある方はぜひ参加していただきたいです。

この機会に、カスハラ対策に必要な知識と技術を身につけ、安心して業務に取り組むための基盤を作りましょう。

詳しい内容や申込み方法については、こちらの公式ウェブサイトを確認してください: 日本ハラスメントリスク管理協会


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会社情報

会社名
一般社団法人日本ハラスメントリスク管理協会
住所
東京都千代田区九段南一丁目5番6号りそな九段ビル5F・KSフロア
電話番号

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