テックファームが推進する新たなAI設計手法「AIネイティブサービスデザイン」

テックファームが発表する新開発アプローチ

東京都新宿区に本社を置くテックファーム株式会社は、AI活用を前提とした新しい開発手法「AIネイティブサービスデザイン」を始めることを発表しました。この新アプローチは、従来のサービスデザインの枠組みを超え、AIが持つデータ解析能力を最大限に引き出すことを目指しています。

従来のサービスデザインからの脱却

これまでのサービスデザインでは、システムの制約を考慮しながら機能を設計してきましたが、「AIネイティブサービスデザイン」では、AIがデータの意味を理解し、示唆や予測を導き出すことを前提にしています。この新たな設計思想により、課題解決に必要な機能をより迅速かつ効率的に構築することが可能となります。

テックファームは、この新しいアプローチにより、ゼロベースでの新規開発だけでなく、既存業務システムのデータ資産を横断的に活用し、企業のビジネス成果に直結させる支援を行っていく予定です。

AIネイティブサービスデザインの主な特徴

1. AI起点のシステム設計

従来のサービスデザイン手法に囚われず、さまざまなデータから「ビジネス上、必要なアウトプット」をAIに基づいて導き出す最適なシステム設計が可能になります。つまり、従来のシステムが対応できなかった新たなビジネスニーズに応えられるようになります。

2. 業務データの有効活用

今まで専門部署や限られた人材しか扱えなかった複雑なデータも、AIの力を借りて現場の担当者でも活用できる形に変換します。これにより、企業全体でデータ資産の有効活用が進むでしょう。

3. 柔軟なUI設計

ユーザーのニーズに応じて画面表示が変わるリクエスト型の設計も可能になり、固定画面を作る必要がなくなります。これにより、システム全体の肥大化を防ぎ、高度な個別最適化が実現します。

4. ゼロベース開発と既存システム改善の両立

新たなサービス開発に加えて、既存システムのデータやログもAIが解析し、最適なプランを提示。業務の段階的リニューアルが可能となります。

実際の活用例

社内承認システム

従来は承認者の暗黙の判断に依存していたプロセスが、AIの評価機能により業務上の観点からより合理的に承認判断が行えるようになります。

契約管理システム

従来の「契約書データの保管」にとどまらず、AIを使ってビジネスチャンスやリスクを評価し、未来の内容に関する提案も行うことが可能になります。

セミナー情報

テックファームは、AIネイティブサービスデザインに関するWebセミナーを開催します。AIの活用により、どのようにデータの価値を最大化できるかを解説。参加者は最新のアプローチを学ぶ機会となります。

- セミナータイトル: 機能起点からAI起点へ：データ価値を最大化する新時代の開発アプローチ
- 開催日: 2025年6月24日（火）15:00〜16:00
- 開催方式: Webセミナー
- 参加方法: こちらから申し込み

会社概要

テックファーム株式会社は、ICTに特化したソリューション企業です。1998年から活動を開始し、多種多様な産業においてAIやIoTなどの最新技術を活用した事業変革をサポートしています。特に、AIを駆使したデータ収集や分析の領域で深い知見を持ち、企業のデジタルトランスフォーメーションにおいて重要な役割を果たしています。

- 所在地: 東京都新宿区西新宿3丁目20番2号東京オペラシティタワー23F
- 代表者: 代表取締役社長千原信悟
- 設立: 1998年
- 資本金: 100百万円（2024年6月末現在）
- 公式サイト: www.techfirm.co.jp