東京都の中小企業向けカスハラ奨励金活用セミナーを開催します

東京都中小企業向けカスハラ奨励金活用セミナー

株式会社エフェクチュアルが主催する「カスハラ奨励金セミナー」が、2025年7月10日（木）にオンラインで開催される。今回のセミナーでは、社会保険労務士の寺島有紀氏をゲストとして迎え、東京都の中小企業を対象とした定額40万円のカスハラ奨励金制度の活用法について詳しく解説される。

セミナーの狙いと背景

近年、カスタマーハラスメント（通称カスハラ）という言葉が広く使われ、飲食やサービス業において従業員が被るストレスや精神的な負担が大きな問題となっている。暴言、長時間拘束、SNSでの晒し行為など、多様な形態を取るカスハラの影響で、従業員の離職やメンタル不調が社会課題となっている。

このような背景から、東京都は2025年6月に「カスハラ防止条例」を施行し、それに伴い定額40万円の奨励金制度を新たに設けた。企業はこの制度を駆使することで、カスハラに対する対策を講じることが求められている。

セミナー概要

具体的には、セミナー内で以下のような情報が提供される予定だ。スピーカーの寺島有紀氏がカスハラ奨励金の制度内容を詳しく解説し、企業がどのようにこの制度を活用すればよいのかを practical な視点でわかりやすく説明する。さらに、制度要件の誤解や申請の際の落とし穴に関しても言及し、実効性のある対策方法も紹介される。

また、エフェクチュアルが提供する「カスハラ対策支援パッケージ」の概要も説明され、ChatGPTを駆使したロールプレイ研修や、東京都のガイドラインに準拠したマニュアル支援がどのように行われるのかについても解説される。

経営者や店舗責任者必見

このセミナーは、特に飲食店やサービス業の店舗経営者。集客に力を入れている企業の方々におすすめである。カスハラ対策を適切に取り入れ、経営の強化を図りたい方々にとって、現場で即実行可能な具体的な対策を学ぶ格好の機会となるだろう。

登壇者プロフィール

寺島有紀氏は、一橋大学商学部を卒業後、楽天株式会社に入社し、社内規程の策定や労務相談業務に従事。社会保険労務士の資格を取得後、現在は中小・ベンチャー企業向けの労務コンサルティングを行っており、幅広い実務経験を持つ専門家である。その経験を活かし、具体的かつ実行可能なアドバイスを参加者に提供する。

参加方法

セミナーは2025年7月10日（木）14:00〜14:30にオンラインで行われ、参加は無料。関心のある方は、株式会社エフェクチュアルの公式サイトから事前に申し込む必要がある。詳細はこちらから確認できる。　　　　　　　　

このセミナーに参加することで、カスハラとその対策について幅広く学べる絶好のチャンス。現場の安全を守り、従業員が安心して働ける環境を整えるための第一歩として、是非とも受講してみてほしい。