自由に書道を楽しむ子どもたち！「ガチスキ！學エン」体験レポート

2024年7月14日、東京・広尾の「ありすいきいきプラザ」では、子どもたちのための体験型イベント「ガチスキ！學エン」の第２回が開催されました。このイベントは、株式会社RE-MiXが企画・運営しており、子どもたちが「ガチで好きなことをして輝いている面白い大人」と出会い、様々な体験を通して自分の興味を発見することを目的としています。

今回は、書楽家の安田有吾さんをゲストに迎え、16人の子どもたちが書道の楽しさに触れる素晴らしい時間を過ごしました。安田さんは、子どもたちに書道を教えるのではなく、「書を楽しむ」という視点からアプローチ。彼が出すお題に対して自由に表現することで、子どもたちの創造力を刺激しました。

書道を楽しむ自由な時間

通常の書道教室では、筆の持ち方や文字のルールが重視されることが多いですが、安田さんのクラスではそのような制約がありません。子どもたちは、自由に筆を握り、思い思いに書きたいものを表現することができました。最初は緊張した表情の子どもたちも、安田さんのユニークなお題やその温かい雰囲気に刺激され、次第に笑顔が広がっていきます。

保護者たちの感想も非常にポジティブで、「こんなに自由な発言や行動ができるなんて、子どもたちが心から楽しんでいる姿を見ることができた」と嬉しそうに話していました。子どもたちが「またこの先生のクラスに参加したい！」と口々に言う様子は、イベントの成功を物語っています。

子どもたちの心に響く体験

参加した子どもたちからは、「ひとり一画ずつ丁寧に書いて、あんな綺麗な字が書けて楽しかった」といった声や、自ら「こんなに自由に書けるなんて思わなかった」と感じた様子が伺えました。この体験を通じて、多くの子どもたちが書道に対する興味を深め、また参加したいという気持ちを持つようになったことは、安田さんの指導スタイルゆえの成果です。

安田さん自身も、「上手くなくてもいい。子どもたちの可能性を潰さないようにしたい」と述べ、このイベントが子どもたちにとっての自由な表現の場であることを強調しました。参加者たちの興味と笑顔が溢れるこのイベントは、大成功として幕を閉じました。