ふじみ野市で戦争の記憶をたどるまちあるき企画
埼玉県ふじみ野市では、かつて存在した「東京第一陸軍造兵廠川越製造所」の跡地を巡るまちあるき企画「記憶をつなぐまちあるき~あの日 あの頃に出会い直す~」が、2024年11月23日(土・祝)に開催されます。
この企画は、文京学院大学人間学部の学生が企画・立案し、戦争を知る世代が高齢化する中、戦争を知らない若い世代が、改めて戦争の歴史や「銃後」の記憶に出会い直し、平和について考える機会となることを目的としています。
当日は、火工廠跡地である福岡中央公園や福岡中学校周辺などを歩きながら、昭和初期の上福岡について学びます。上福岡歴史民俗資料館に展示されている造兵廠全体模型と資料の見学も予定されています。
ガイドは、文京学院大学まちづくり研究センター学生研究員と火工廠語り継ぐ会熊谷洋興氏、そして文京学院大学人間学部の学生が担当します。雨天の場合は、上福岡歴史民俗資料館にて展示見学と造兵廠に関する解説が行われます。
今回の企画は、文京学院大学まちづくり研究センターふじみ野の郊外論プロジェクトの一環として、戦争非体験者である若い世代の視点を通して、自分たちの言葉や表現で、戦争の遺跡・記憶を後世につなげていくことを目指しています。企画では、勤労動員体験者への追加取材を行い、戦争の記憶を映像を通して表現することに挑戦しています。
企画概要
日時: 2024年11月23日(土・祝)午後1時~4時
集合場所: 福岡中央公園(交番横に集合)
定員: 10名(申込順)※小学校以下は保護者同伴
その他: 小雨決行
※雨天により内容を変更する場合は、当日午前8時までに連絡します。
申込方法: 下記URLよりお申込みください。
https://forms.office.com/r/pfwUnmCn1s
お問合せ: 文京学院大学まちづくり研究センターふじみ野
(049-261-7859)
戦争の記憶を語り継ぐ
戦争を知る世代が減っていく中で、若い世代が戦争の歴史や「銃後」の記憶に触れる機会は非常に重要です。このまちあるき企画を通して、戦争の悲惨さを学び、平和の尊さを改めて考えるきっかけになることを期待しています。