ラーメンの日＆総選挙開催！日本ご当地ラーメンの魅力再発見！

ラーメンの日＆日本ご当地ラーメン総選挙開催！

7月11日は「ラーメンの日」！日本ラーメン協会が毎年恒例の「日本ご当地ラーメン一覧」を公開しました。今年は183種類ものラーメンが掲載され、日本全国のラーメンファンを熱狂させています。

「ご当地ラーメン」とは、その土地独自の特色を生かしたラーメンのこと。文化や歴史、社会背景などが複雑に絡み合い、生まれたラーメンは、地元の人々に愛され、郷土食として親しまれています。

日本ラーメン協会では、ご当地ラーメンをより深く理解するために、7つの定義を設け、その条件に当てはまるラーメンを一覧に掲載しています。定義には、「その土地で広まった実績がある」「特徴、特色、定義などがある」「発祥から20年以上の歴史を持っている」「知名度がある」「その土地の食文化や社会背景がある」「応援団体が存在する」「行政など公的機関が主体となり、そのメニュー名が設定されている」などが含まれています。

今年は新たに、「やまなし源水ラーメン」（山梨県）、「アホーメン」（神奈川県）、「信州味噌ラーメン」（長野県）の3種類が掲載されました。

日本一を決める！「日本ご当地ラーメン総選挙2024」

10月には、東京新宿区大久保公園にて「日本ご当地ラーメン総選挙2024」が開催されます。昨年に引き続き、東京ラーメンショー×大つけ麺博のコラボ企画として開催され、全国各地のご当地ラーメンが集結します。

昨年は、山形県の「酒田ラーメン」が初代王者に輝きました。今年はどんなラーメンが日本一に輝くのでしょうか？

ラーメンのプロフェッショナル「ラーメンプロフェッサー」誕生

日本ラーメン協会では、ラーメンに関する知識や理解を深めるための「日本ラーメン検定」を実施しています。今年行われたプロ級試験では、全国7エリア全てを合格した6名の猛者が「ラーメンプロフェッサー」として認定されました。

ラーメンプロフェッサーは、日本ラーメン協会・日本ラーメンファンクラブ公認の”ラーメンの伝道師”として、全国でラーメンの啓蒙活動を行っていきます。

ラーメン業界の課題：価格転嫁

近年、食材・水光熱・人件費の高騰や新紙幣対応によるコスト負担が、ラーメン業界を悩ませています。日本ラーメン協会では、ラーメン店の存続と品質の担保のために、商品価格への転嫁を推奨するポスターを制作し、無料ダウンロードできるようにしています。

ラーメン1杯1000円以上の価格設定は、お客様にとっては負担が大きいかもしれませんが、ラーメン店の経営を維持し、美味しいラーメンを提供し続けるためには、ご理解とご協力が不可欠です。