新生活の季節到来!引っ越し経験者が約8割を占める調査結果
季節が変わるこの時期、新生活を迎える準備をしている方が多くなっています。進学や就職、あるいは転勤など、様々な理由で引っ越しを考える時期でもあります。そこで、アフィリエイトプラットフォーム「afb(アフィビー)」を運営する株式会社フォーイットが実施した調査の結果をご紹介します。
調査概要
今回の調査は、全国の20代から60代までの男女500人を対象に実施され、主に「これまでに何回引っ越しをしたことがあるか」という質問に回答してもらいました。調査は2025年2月14日に行われ、ネットリサーチを用いています。
引っ越し経験者の割合
調査の結果、実に約8割の人々が何らかの形で引っ越し経験があることが明らかになりました。具体的には、「引っ越しをしたことがない」と答えた人は18.8%で、逆に引っ越しを経験した方は81.2%という結果です。
最も多い回答は「1回」で17.2%、次いで「3回」が15.0%、そして「2回」が13.8%という順でした。また、驚くべきことに、「10回以上」の引っ越しをしたという強者の中では、最多で「16回」が報告されています。これらの数字は、新生活が当たり前の一部となりつつある日本の実情を物語っています。
性別による傾向の違い
調査を男女別に見ると、引っ越しを経験した女性は男性よりも2.4%高いことが分かりました。さらに、「10回以上」の引っ越し経験者の中でも女性が多い傾向にあり、特に一人暮らしの女性は治安や周辺環境を重視することが多いと考えられます。これにより、少しでも不安を感じる環境であれば、すぐに引っ越しを決断するケースが多いのではないでしょうか。
未婚と既婚の違い
未婚者と既婚者の引っ越し経験にも大きな差があります。調査結果によると、引っ越し経験者は既婚者が約90%以上という非常に高い数値を示しています。一方、未婚者は約20%低いという結果に。結婚を機に新たな住まいに移ったり、仕事やライフステージの変化により引っ越しが多くなることが一因と考えられます。特に、夫の転勤が多い場合、引っ越しは避けられない選択肢となりがちです。
世帯年収と引っ越し回数
さらに興味深いデータが、世帯年収別の引っ越し経験者数です。世帯年収が高いほど何度も引っ越しをしたという方が多くなることが判明しました。特に、年収1,001万円以上の世帯では、転職や昇進、リモートワークによる地方移住などが引っ越しの理由として挙げられています。
新生活に向けて
春という新しいスタートを切る季節、引っ越しを経験した方やこれから移る予定の方が多いことでしょう。新たな環境に少しずつ慣れるには時間が必要ですが、これらの経験を活かし、充実した新生活を送っていただきたいと思います。
この調査が多くの人々にとって、どのようなライフスタイルや選択を示唆しているのかを知る良いきっかけになったのではないでしょうか。そして、引っ越しを決断する際は、周囲の環境や条件をよく考え、自分に合った住まいを選ぶことが重要です。
参考文献