猿人がカンヌで受賞
2021-07-01 13:00:08
猿人|ENJIN TOKYOが「カンヌライオンズ」でブロンズ受賞、ゲーム文化を称えるプロジェクト
猿人|ENJIN TOKYOがカンヌライオンズで受賞
クリエイティブエージェンシー、猿人|ENJIN TOKYOが、世界的に権威ある広告賞「カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル2021」で、ブロンズ賞を受賞しました。今回は、彼らの受賞に至るまでのプロジェクト『GAME CHRONICLE』の詳細をご紹介します。
カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバルとは
「カンヌライオンズ」は、世界におけるクリエイティブな広告を称える祭典で、エントリーや来場者数は非常に多く、毎年多くのクリエイターが集まります。2020年には、全体で40,000点以上の作品が集まるなど、広告業界の一大イベントとして知られています。また、このフェスティバルでは、各部門ごとにグランプリや金、銀、銅といった賞が授与され、特別賞も設けられています。
受賞作品『GAME CHRONICLE』の概要
『GAME CHRONICLE』は、1980年代から2010年代まで、日本のゲームの歴史を100のトピックを通じて紹介するプロジェクトです。ウェブサイト全体がゲームの形式を取っており、ユーザーはただ見るだけでなく、ゲームとして楽しみながら日本のゲーム文化に触れることができます。
各年代のゲームの進化、アーケードゲーム、最新のeスポーツ、そして日本の伝統ゲームを取り上げ、それぞれのゲームの特性や文化的背景をアイテムとして収集し、深い理解を促します。これにより、ゲーム文化の多様な側面を知ることができます。
制作チームと受賞の背景
この受賞の背景には、猿人|ENJIN TOKYOのクリエイティブディレクター、野村志郎氏とプロデューサー柏木裕介氏の尽力があります。受賞に際して、野村氏は「子供の頃に夢中になったゲームが、今や世界中で愛される文化となる過程を深く掘り下げ、どのように日本独自の文化として発展してきたかを示したかった」とコメントしています。
猿人|ENJIN TOKYOの目指すもの
猿人|ENJIN TOKYOは2012年に設立され、最先端のマーケティングとコミュニケーションを提供することを目的としています。52名のクリエイティブ集団が集まり、マーケティング分析から広告プロデュースまで幅広く活動しています。
彼らが目指すのは、画一的なロジックではなく、人間の感性を取り入れたアイデア創造。そのために、「顧客の繁栄を通じて社会全体が幸せになれるようなサポート」を理念に掲げ、日々の業務に取り組んでいます。
結果と今後の展望
猿人|ENJIN TOKYOは、これまでも複数のアワードを受賞しており、特に『First Gift』や全日本空輸の『IS JAPAN COOL “DOU”』など、多数のプロジェクトが国内外で評価されています。今回の受賞は、彼らのクリエイティブな取り組みが国際的に認知された事例であり、今後のプロジェクトにも期待が高まります。
日本のゲーム文化を称え、次世代にその魅力を伝えていく『GAME CHRONICLE』のような取り組みが続いていくことで、さらなる発展が期待されます。
会社情報
- 会社名
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株式会社ENJIN
- 住所
- 東京都世田谷区太子堂4-1-1キャロットタワー
- 電話番号
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