ZOZOTOWN 20周年
2025-12-10 12:36:39

ZOZOTOWNが20周年を迎え、最新のファッション動向を分析した白書発表

ZOZOTOWNが迎える20周年とその成果



日本国内で人気のファッションECサイト、ZOZOTOWNを運営する株式会社ZOZOは、2024年に20周年を迎えます。この節目を祝し、過去20年間の膨大な購買データをもとにした「ファッション通販白書 by ZOZOTOWN」を発表しました。この白書では、2004年以降のデータを分析し、ファッション業界のトレンドや消費者の購買行動の変化を読み解いています。

ファッションにおける環境の変化



近年、物価の上昇や気候変動、ライフスタイルの多様化が見られる中で、ファッションの購買の仕方にも対応した変化が表れています。特に、商品のシーズン感が薄れつつあり、Tシャツの販売期間も従来の夏季に限られず、広がりを見せています。

気象庁のデータによると、日本の気温がこの20年間で約1℃上昇しており、これはファッションアイテムの販売時期にも影響を与えています。これまでのTシャツの販売ピークが夏の5月から7月に集中していたのに対し、現在では4月から8月までに前倒しされ、平均で2か月以上の拡大が観察されています。このような変化は、環境にアクセスしやすくなった今、ファッションもその変化に柔軟に対応しているからと言えるでしょう。

Tシャツの価格変動



また、興味深いのはTシャツの価格帯の変化です。この20年間で物価が上昇する中、ZOZOTOWNでのTシャツの主流価格帯は2000年代後半に比べ、現在では3,000円未満に収束しています。これにより、Tシャツは日常的に購入しやすいアイテムとして確立されており、多様なブランドが登場したことがその背景にあります。

カジュアル化の波



このような状況の中で、バッグやシューズのカテゴリーにも着実にカジュアル化が進行しています。特に仕事のスタイルが変わってきたことで、シューズにおいてはスニーカーやサンダルの需要が高まり、快適さを重視する傾向が顕著に見られます。バッグカテゴリでは、トートバッグからショルダーバッグへの移行が進み、より柔軟に動けるスタイルが選ばれています。

景気とファッションの関係



さらに興味深いのは、経済の景気がファッション購入に影響を与えるという新しい常識も浮かび上がってきています。内閣府の景気動向指数とZOZOTOWNのデータを照らし合わせると、景気が良くなると「黒」のアイテムが多く購入される傾向が見られることが明らかになりました。これは、ファッションが日常の選択において安定感を求める心理と結びついていると言っても過言ではありません。

地域別のファッション傾向



さらに、ZOZOTOWNは国内47都道府県の購入データを分析し、地域ごとのファッション特徴を明らかにしました。各地域の特色がファッションにも表れる様子が見られ、興味深いデータが得られています。

このように「ファッション通販白書 by ZOZOTOWN」では、ファッションの未来に向けた新たな視点や、私たちの身近なファッションを通じた社会の変化を照らし出しています。今後もZOZOTOWNはこの知見を活かし、ファッションと技術を融合させた未来の構築を目指していくことでしょう。

ファッション通販白書は特設サイトで閲覧できるので、詳しいデータや分析結果についてはぜひチェックしてみてください。特設サイト:ファッション通販白書 by ZOZOTOWN


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会社情報

会社名
株式会社ZOZO
住所
千葉県千葉市稲毛区緑町1-15-16
電話番号

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