SAGA久光スプリングス、開幕戦での勝利
2024-25シーズンのバレーボールリーグが始まり、10月14日、久留米アリーナではSAGA久光スプリングスとKUROBEアクアフェアリーズの試合が行われました。SAGA久光は、地元の観客に見守られながら、序盤から素晴らしいプレーを展開し、見事に勝利を収めました。これで開幕2連勝を達成し、暫定で2位に立っています。
試合の流れ
この試合は、久光とKUROBEのこれまでの対戦成績が1勝1敗という緊張感のある状況の中で始まりました。第1セットでは、SAGA久光が先行するものの、KUROBEもすぐに追いつき、終盤まで一進一退の攻防が続き、観客を巻き込んだ激しい戦いが繰り広げられました。KUROBEは、得点力に優れたショールテンとシュティグロートを中心に得点を重ね、セットを先取しました。
第2セットでも、KUROBEがリードを奪い続け、SAGA久光はザックマリーのブロックとスパイクによる5連続得点で一時逆転に成功するも、勢いに乗ったKUROBEが再度逆転し、セットを連取しました。
後がなくなったSAGA久光は、第3セットで深澤を投入し、渡邊と平山を中心に攻撃を組み立てます。要所でサムディが強烈なバックアタックを披露し、勢いをつけた久光がついにセットを奪い返します。第4セットでは、サムディとザックマリーが連携し、KUROBEを振り切ってこのセットも制し、試合は最終セットに突入しました。
最終セットでは、SAGA久光が序盤からリードを奪う展開となりますが、KUROBEの山口と住田のスパイクにより再び接戦となり、デュースに突入。最後は、サムディとザックマリーが連続でスパイクを決め、SAGA久光が見事な逃げ切りを見せました。
今後の展望
この試合によって、SAGA久光は通算2勝0敗で、今シーズンの好スタートを切ることができました。選手たちの連携が好調で、特にサムディとザックマリーの存在感が際立っています。ファンの期待を一身に背負った彼らが、この調子を維持していくことが期待されます。
今後の試合においても、さらなる成長と勝利を期待したいところです。観客との一体感を大切にしながら、さらなる成功を収めていくことでしょう。