街コンにおける恋愛判断、顔よりも態度が重要視される時代

株式会社IBJが運営する日本最大級の合コン・街コンセッティングサービス「Rush（ラッシュ）」は、20代から30代の未婚男女を対象に「街コン参加者の婚活・恋愛意識調査」を実施しました。この調査の結果、特に参加者の「態度」が恋愛対象として重視されていることが判明しました。

調査の概要と結果

この調査は2013年8月3日から8月11日までの期間に行われ、男性213人、女性199人の計412人からの回答を得ました。参加者に尋ねたところ、街コンへの参加目的として最も多かったのは「友達探し・人脈作り」で、全体の45.5％を占めました。それに対して「結婚相手探し」と回答したのはわずか6.7％にとどまりました。

恋愛対象としての態度のチェック

興味深いのは、参加者が初対面の異性を恋愛対象かどうかを判断する際に「態度」を最も重視しているという点です。具体的には、男性の41.2％、女性の54.7％が態度をチェックすると回答しています。特に女子は「気になる人に話しかけてもらうまで待つ」とした割合が53.7％に達し、男性の5.1％と比べると圧倒的です。

さらに、相手から連絡が来た際に返事を返すかどうかについても女性は18.5％、男性は4.3％という結果が出ました。これも「相手からのアプローチを待つ姿勢」が強いことを示しています。

参加者の態度に関するコメント

参加者からは態度に関連する多様な意見が寄せられました。「お店のスタッフに対する態度が悪い人は恋愛対象外」や「食事中の行儀が悪いとNG」、「清潔感が大事」「食べるだけでなく、人の話を聞く姿勢が重要」など、具体的な基準が明確に述べられています。また、男性からは「気配りができる人に魅力を感じる」との声もありました。

婚活の現状と今後の展望

IBJの総合婚活プロデューサー、北野貴子氏は、調査結果を受けて「結婚相手探しよりも出会いの可能性を求める20代の姿勢が見える」と分析しました。特に街コンのようにリアルなイベントでは、ルックスよりも態度や雰囲気が重視されていることが背景にあるとしています。

今後は、婚活イベントにおいても「態度」や「気配り」が非常に重要な要素となるでしょう。IBJでは、このような調査を通じて婚活の現状を分析し、発信することで婚活市場をさらに活性化させていく方針です。