省エネ型カメラ開発
2024-07-18 16:36:25

非電化・非WiFi地域でも監視可能!カディンチェが開発した省エネ型クラウド対応カメラとは?

非電化・非WiFi地域でも監視を可能にする!カディンチェの省エネ型クラウド対応カメラ



近年、世界各地で監視カメラの需要が高まっていますが、電気が通っていない場所やWi-Fi環境がない地域では、従来の監視カメラシステムの導入が困難でした。カディンチェ株式会社は、これらの課題を解決するため、非電化・非WiFi地域を想定した省エネ型クラウド対応カメラを開発しました。

ソーラーパネルとSIMカードで実現!



カディンチェの開発したカメラは、ソーラーパネルからの給電とSIMカードによる通信を採用することで、電気が通っていない場所やWi-Fi環境がない地域でも、安定した監視を実現します。

Raspberry Piで構築されたカメラシステム



カメラ本体は、Raspberry Piをベースに、カメラ、レンズ、ソーラーパネル、バッテリー、通信モジュールなどを組み合わせた構成となっています。防水対応の筐体を使用しているため、屋外での使用も可能です。カメラの画角は、55度、98度、220度の3種類から選ぶことができます。

クラウド連携で映像確認も可能



撮影された映像は、クラウド上のビデオマネージメントシステム(VMS)で確認できます。AWSのクラウドサーバーで構築されており、AWS IoTとRaspberry Piを連携させたアーキテクチャを採用しています。

柔軟な権限管理



ユーザーの権限は3種類に分けられており、柔軟な管理が可能です。

Admin: エリア管理、ユーザー管理
Manager: カメラ管理、カメラ設定、フロア設定、リモート操作、カメラビューア
* Viewer: カメラビューア

今後の展開



カディンチェ株式会社は、今後も研究開発を続け、非電化・非WiFi地域における課題解決を目指していきます。本カメラシステムは、従来では監視が困難だった地域の安全管理や環境モニタリングに新たな可能性をもたらすものとして期待されています。

カディンチェ株式会社について



カディンチェ株式会社は、「XR & AI Engineering Firm」をビジョンに掲げ、XR技術を軸に新たな価値創造と産業革新を推進しています。特に2020年代において、VRやMRを中心とした時空間・人間拡張技術の研究開発に注力し、その社会実装を積極的に推進しています。

社名の「カディンチェ」は、ゾンカ語(ブータン王国の言語)で「ありがとう」という意味です。ロゴマークに採用している鳥は「ワタリガラス」であり、北米大陸先住民族においては「創造主」や「トリックスター:Trickster」として神話に登場します。生かされていることに感謝しながら、他とは違う少し変わったこと、いたずらっぽいけど結局は良い方向に導けるようなことに取り組んで行きたいという想いを込めて、社名とロゴを決定しました。

お問い合わせ



非電化・非WiFi地域における課題解決に興味をお持ちの方、また本システムの導入をご検討の方は、[email protected]までお気軽にお問い合わせください。


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会社情報

会社名
カディンチェ株式会社
住所
東京都渋谷区代官山町14-23セントラル代官山5F
電話番号
03-6451-3560

トピックス(IT)

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