ゼブラファーム、熊本市で農薬不使用コンテナいちご栽培システムを開始!
日本の食料自給率は深刻な課題であり、その向上に向けた取り組みが注目されています。そんな中、ゼブラファーム株式会社が熊本市にて、農薬不使用のコンテナいちご栽培システムの導入を発表しました。
同社は、ポリエステル媒地を用いた独自の栽培技術により、農地への依存を解消し、連作障害の影響を受けずに高品質ないちごを安定生産することを実現しています。さらに、二酸化炭素およびエネルギーコストを50%以上削減する技術を導入することで、環境負荷の低減にも成功しました。
糖度15度以上のスイーツ並みの味わい
大阪府寝屋川市のハウス栽培では、糖度15~16度以上の高糖度ないちごの生産に成功しており、熊本市でのコンテナ生産でも、果皮が柔らかく、濃厚な赤色の「よつぼし」いちごで糖度15度以上を目指します。
コンテナ生産のメリットとは?
コンテナ栽培は、「高生産」「高品質」「高収益」というメリットを備えています。年間を通して3~4サイクルの生産・収穫が可能で、ハウス栽培一反分の収穫量を実現できます。
企業にとって、空き地の有効活用による副業や新規事業としても魅力的な選択肢となります。
いちごコンテナ生産パッケージ導入企業へのメリット
1.
高品質な無農薬いちごの安定供給: 無農薬栽培によって、安全で高品質ないちごを安定的に供給することができます。
2.
農地不要での生産: ポリエステル媒地を使用することで、農地を必要とせず、都市部での生産も可能です。
3.
環境負荷の低減: 無農薬栽培により、環境への負荷を最小限に抑えることができます。
4.
持続可能な農業の実現: スマート農業技術の導入により、生産性と持続可能性を高めることができます。
5.
自社PRの新たな場: コンテナの外壁を利用して自社のPRを行うことができ、企業のブランド価値を高めることができます。
6.
CSR(企業の社会的責任)としての利点: 二酸化炭素およびエネルギーコストを50%以上削減した技術による無農薬農業の推進や食料自給率向上に貢献することで、企業の社会的責任を果たし、地域社会との良好な関係を構築することができます。
今後の展望
ゼブラファーム株式会社は、2024年12月からコンテナ生産システムのパッケージ販売を開始し、多くの企業や個人に向けて無農薬いちごの魅力を伝えていく予定です。今後も技術革新を続け、日本の食料自給率向上と持続可能な農業の発展に貢献していくとのことです。
ゼブラファーム株式会社 会社概要
会社名: ゼブラファーム株式会社
所在地: 東京都千代田区神田岩本町15-1
代表者: 木村 太一
設立: 2023年
事業内容: スマート一次産業の推進、農業・養殖技術の開発と提供
お問い合わせ
担当者: アグリ統括上田
電話番号: 03-6328-0505
メールアドレス:
[email protected]
日本の食料自給率向上に向けた画期的な取り組み!
ゼブラファーム株式会社による農薬不使用のコンテナいちご栽培システムは、食料自給率向上と環境負荷低減という二つの課題に対して、革新的なソリューションを提供する取り組みとして注目されます。
従来の農業における農地への依存や連作障害などの問題を克服し、都市部でも安定的に高品質な農産物を生産できる点は大きな魅力です。さらに、二酸化炭素およびエネルギーコストの削減など、環境への配慮も徹底している点は高く評価できます。
企業にとっても魅力的な副業・新規事業の選択肢
コンテナ栽培は、企業にとっても魅力的な副業や新規事業の選択肢となり得ます。空き地の有効活用による収益化だけでなく、自社製品やサービスのPRにも役立ちます。また、CSR活動の一環としても、地域社会への貢献に繋がる取り組みとして注目されています。
今後の発展に期待
ゼブラファーム株式会社の取り組みは、食料自給率向上や持続可能な農業の実現に向けて、大きな可能性を秘めていると言えます。今後、同社の技術革新がどのように発展していくのか、今後の動向に注目していきたいと思います。
消費者への期待
消費者の立場からは、高品質な無農薬いちごを安心して食べられるようになることは大きな喜びです。同時に、このような取り組みを応援することで、日本の農業を支え、未来の食を創造することに貢献できるという意識を持つことが重要です。
ゼブラファーム株式会社の挑戦は、単なる農業の枠を超えて、社会全体の持続可能な発展に貢献する可能性を秘めていると言えるでしょう。