家族の悩みを美味しく解決するミステリ
2023年9月16日、京橋史織による待望の新作『謎解きレシピをめしあがれ』が発売されました。京橋は2021年の新潮ミステリー大賞を受賞した『プリマヴェーラのたくらみ』で注目を浴び、その後も各種メディアで取り上げられました。
新刊は連作短編ミステリで、主人公の出張シェフ、浜名里穂が直面する様々な家庭の問題を「食」をテーマに解決していく内容となっています。好評だった前作に続き、家庭や家族の悩みを深く掘り下げた意欲作です。
内容紹介
里穂は、寺内家から愛犬タケルの食事を任されていました。しかし、ある日、タケルが姿を消してしまいます。彼の世話をする代わりに、寺内から二億円もの対価を提示された近景に隠された真実が、物語の中心となります。食にまつわるミステリーの中で、家族の心の問題が次第に浮き彫りになり、読者はお腹も心も満たされる体験をすることができるでしょう。
主題とメッセージ
著者はこの作品を通じて、料理と謎解きをキーワードに、家族の絆や婚活、遺産相続といった身近な問題を描きました。特に注目すべきは、家族の心理や関係性がいかに「食」と結びついているかという点です。登場する料理も、作品を引き立てる重要な要素となっています。
著者の京橋は、家族や人間関係の複雑さを理解するための入り口として食を選びました。彼女は、読者が料理を通じて感情を共有できることを願っています。このように、食卓には単なる食事以上の意味があるのです。
京橋史織のプロフィール
京橋史織さんは1972年に徳島県で生まれました。お茶の水女子大学を卒業後、一般企業に勤めながら脚本を学び、ラジオドラマや舞台の脚本に携わりました。その後、スイスへの転居を契機に小説の執筆を開始し、遂に2021年に『午前0時の身代金』でミステリー界に登場しました。現在は東京都に在住し、活躍を続けています。
書籍情報
『謎解きレシピをめしあがれ』は、四六判のソフトカバーで、定価は1,980円(税込)です。ISBN番号は978-4-10-354472-2で、出版社は新潮社です。詳細は
こちらから確認できます。
京橋史織の新刊は、家族にまつわるあらゆる問題を食を通じて紐解く、心温まる極上のミステリーです。皆さんもぜひ手に取って、心とお腹を満たしてください。