eMindと聖マリアンナ医科大学が包括的連携協定を締結
医療技術の新たな展開へ
株式会社eMind(本社:東京都千代田区、CEO:デービッド・リーブレック)は、学校法人聖マリアンナ医科大学(所在地:神奈川県川崎市、学長:北川博昭)と新たに包括的連携協定を結びました。この協定は、聖マリアンナ医科大学の臨床データをもとに、eMindが開発した様々なデジタルヘルスケアアプリケーションの社会貢献を目指すものです。
2023年4月22日には調印式が行われ、双方の関係者が出席し、その重要性を共有しました。参加者には、聖マリアンナ医科大学の北川学長や、脳神経内科学の山野嘉久教授、神経精神科学の中川敦夫教授、そしてeMindのCEOデービッド・リーブレックが含まれました。
医療DXの必要性
日本は超高齢社会に突入し、医療リソースの不足や医療財政の厳しさといった構造的な課題に直面しています。それに対処するための一つの方法が、デジタル技術を利用した医療情報の共有です。また、患者自身が健康データを管理できる「PHR(パーソナルヘルスレコード)」を推進することも重要です。これらの技術が備われば、病気の早期発見や予防の仕組みを構築することが可能になり、日本の医療界における重大なテーマとして注目されています。
eMindは、スマートフォンからのデータ収集を通じて、リアルワールドデータを基にしたデジタルバイオマーカーを導出し、疾患を予測する特許を取得したAI技術の研究開発を行っています。これは、患者に対して負担をかけることなく、日常生活から得られるデータを持続的に取得する独自の手法です。
新たな疾患の発見とモニタリングの推進
今回の連携では、未受診や未診断の疾患特定を目指し、聖マリアンナ医科大学の医療知見とeMindの技術を組み合わせたアプローチが開発されます。また、行動データの継続的な収集を通じて、患者の心身状態をリアルタイムで把握することが可能になります。これにより、疾患治療の支援がより精密に行えるようになります。
さらに、疾患レジストリの運用を通じて質の高いリアルワールドエビデンス(RWE)を蓄積し、持続的な医療データの基盤を整えていきます。
未来の医療シーンを見据えて
eMindと聖マリアンナ医科大学は、これらの取り組みを提供することで、将来的に薬物療法の補完や代替となるプログラム医療機器(SaMD)の開発に進みます。さらに、ウェルネスや予防領域においても、幅広いイノベーションをドラッグ・ラグ及びドラッグ・ロスの解消に繋げることを目指しています。
患者の治療体験を中心に据え、医療の質向上と患者満足度の向上を追求することが最優先事項となります。加えて、医療の発展を担う次世代の人材を育成するために、産学間での人的交流や教育支援にも積極的に取り組む考えです。
共同の向上を目指す
今後も、eMindと聖マリアンナ医科大学は、双方の持つリソースを最大限に活用し、極めて重要な医療分野における技術進展に寄与していきます。健やかな社会を実現するための確固たる基盤を築くため、その協力関係はより一層強化されることでしょう。
合同記念写真
総勢での記念撮影も行われ、この重要な連携のスタートを共に祝いました。今回の連携により、次世代の医療と生活を結びつけるデジタルヘルスケアが加速されることを期待しています。