地域の魅力を詰め込んだ新商品「WANOWAマルチバーム」
2025年11月18日、株式会社キャライノベイトより新たに「WANOWAマルチバーム」が発売される。この製品は、日本各地の特産品を使用し、地域への還元も行うという新たな取り組みから生まれた。
各地の農産物を大切にし、それを香りとして楽しむことができるマルチバームの数々は、香りを振りまく日常に新たな彩りを添えること間違いなしだ。
地域に根ざした農産物の魅力
新商品は、石川県能美市の国造ゆず、高知県土佐市の土佐文旦、北海道中川町の和薄荷の3つのバリエーションが用意されている。それぞれの地方で育まれた特産品が使用されており、生産者が愛情を込めて丁寧に育てた農産物を持ち寄る形で作られたことが、大きな特徴となっている。
国造ゆず
石川県能美市の国造地区で育てられる無農薬の国造ゆずは、地域の郷土料理にも使われる重要な農産物だ。最近では冷凍や加工品が多く出回る中、その果皮から抽出される香りは、まるで搾りたてのようなフレッシュ感が感じられる。この清涼感あふれる香りは、日々のストレスを和らげ、リフレッシュさせてくれるだろう。
土佐文旦
次に紹介するのは、高知県土佐市の土佐文旦。文旦栽培の発祥地であるこの地域では、昭和初期から続く伝統を引き継ぎ、現在も市場に出せない果皮を有効活用している。減圧水蒸気蒸留法を用いて、甘みの中に酸味を感じることができる香りを抽出。土佐文旦の特長をそのままに、マルチバームとして楽しむことができる。
和薄荷
最後の和薄荷は、北海道中川町から。かつてこの町は、世界でも有数の薄荷の生産地だったが、時代と共に生産者が減少。現在では地元の教育機関で特別に育てられている。毎年町の中学生が蒸留体験を通して香りの抽出に関わることで、地域文化を大切に存続させている。昨今注目される和薄荷の甘く優しい香りは、使う人を優しく包み込み、癒しの時間を提供してくれる。
高機能×多用途のマルチバーム
このマルチバームは、顔や体、手、髪などに使用可能。オリーブオイルを基にした保湿成分がたっぷり含まれ、肌になじみやすくしっとりとした感触を長時間保つことができる。また、これらの香りは、持ち運び便利なサイズなので、気軽にリフレッシュできることも嬉しいポイントだ。
使用方法
- - ヘアケア: 毛先に少量を伸ばすことで、乾燥を防ぎ自然なツヤを与えます。
- - フェイスケア: 洗顔後、適量を手のひらで温めてからなじませることで、しっとりとした肌に仕上げます。
- - ボディ・ハンドケア: お風呂上がりの肌になじませると、うるおいが長く続き、特にかかとのケアにもおすすめです。
環境への配慮
最後に、WANOWAシリーズの一環として、売上の2%は地域社会に還元される。このように地域の特産品を生かしつつ、環境に配慮した取り組みも行っている点は、消費者としても応援したくなるポイントだ。地域の農産物の魅力を存分に楽しめるこの商品が、私たちの生活にどのような新しい価値をもたらしてくれるのか、期待が膨らむ。
直営店情報
新商品を記念し、直営店のinimu(イニム)浅草では、「WANOWAフェア」が11月18日から24日まで開催される。各種香りを楽しむことができるほか、他の商品とのコラボレーションも展開される予定だ。地域の特産品を活かした香りに興味があれば、ぜひ足を運んでみたい。
この機会に、地域の香りの魅力を感じ取ってみて欲しい。新しいマルチバームの登場が、より豊かな香りの生活へと導いてくれるだろう。