天井施工ロボ、群れで活躍
2024-07-17 22:21:13

世界初!“群れ”で働くシステム天井施工ロボット!エッジAI搭載で建築現場の未来を変える

世界初!“群れ”で働くシステム天井施工ロボットが誕生!



株式会社テムザックと鹿島建設株式会社が共同開発した、6台の建築ワークロイド「システム天井施工ロボット」(プロトタイプ)が、建築業界に革命を起こすかもしれません。このロボットは、オフィスビルのシステム天井施工を自動化するもので、天井ボードの施工だけでなく、吊りボルトやTバーの施工までをロボットで行うことが可能。システム天井施工の工程を幅広くカバーする点が世界初となります。

エッジAI搭載の群制御で、現場の柔軟性を高める



このロボットの特徴は、テムザックが得意とする「群制御」にあります。複数台の比較的小型のロボットに、それぞれ別の役割を持たせ、エッジAIを搭載することで、群として制御することで、1つのミッションを実行します。上流工程のロボットは作業中に施工情報を共有し、下流工程のロボットはそれに応じて作業内容を調整する、工程間の連携も実現。

小型の群ロボットがもたらす、柔軟性と効率性



比較的小型のロボットを群で動作させることで、施工現場の広さに合わせたロボットの投入や、搬入出条件が厳しい環境下での利用も可能になります。さらに、一部の工程のみをロボットで行いたい場合にも対応できるなど、柔軟性に優れたシステムとなっています。

実証実験を経て、さらなる進化へ



すでに国内の複数のオフィスビル建設現場で試験施工を実施しており、その実用性が証明されています。今後、さらなる改良を重ね、完成を目指していくとのことです。

ロボットが実現する、安全で効率的な建築現場



このシステム天井施工ロボットは、建築現場の作業をより安全で効率的に行うことを目指しています。人手に頼っていた作業をロボットが行うことで、労働力不足の解消や作業員の負担軽減に貢献するだけでなく、精度の高い施工を実現することで、建築の品質向上にも繋がることが期待されています。

“群れ”が拓く、建築現場の未来



システム天井施工ロボットは、単なる作業の自動化にとどまらず、建築業界全体の変革を促す可能性を秘めています。エッジAI搭載の群制御技術は、他の建築工程にも応用できる技術として注目されています。今後、この技術が進化することで、より高度で複雑な作業をロボットが行うようになり、建築現場の未来は大きく変わっていくでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社テムザック
住所
京都市上京区浄福寺通上立売上る大黒町689番地1
電話番号
075-748-0856

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