千葉市のキャンプ場が災害時の新たな受け入れ所に
千葉市と株式会社千葉牧場が運営するキャンプ場「千葉ウシノヒロバ」が、新たな災害時の避難所として使用されることになりました。この協定は、災害が発生した際に、車中泊を行う方々や浸水が予想される地域の住民に対して、心と体を休められる空間を提供することを目的としています。
災害時の避難生活を支える取り組み
この取り組みは、特に災害時において不安を抱える避難者が心身ともに健康で過ごせる環境を提供するためのものです。千葉市内にある初のキャンプ場事例であり、今後の災害対策の一環として注目されています。
具体的な協定内容
「千葉ウシノヒロバ」では、以下のようなサービスが提供されます:
- - 車中泊避難者の受け入れ:キャンプサイトや駐車場が、避難者のための場所として開放されます。
- - 休憩スペースの提供:店舗の一部が、避難者が一時的に休息を取るためのスペースとして利用可能です。
- - トイレ・水道設備の提供:避難者に必要な衛生環境も整備されています。
- - 情報提供:市が発信する周辺の被害状況や道路状況に関する情報も提供され、避難者の不安を少しでも和らげるサービスが対になっています。
協定締結式の詳細
本協定が締結されたのは、2023年9月1日。千葉市役所にて行われた式には、株式会社千葉牧場の代表取締役である川上鉄太郎氏と千葉市長の神谷俊一氏が出席しました。施設が災害時の避難実施に寄与することを確認した瞬間でした。
千葉ウシノヒロバの魅力
千葉ウシノヒロバは、千葉市が保有していた「千葉市乳牛育成牧場」の跡地を再利用したキャンプ場。自然豊かな環境で、キャンプやマルシェ、農業体験などを楽しむことができます。また、同施設は数々の受賞歴を持ち、そのデザインや運営理念も高く評価されています。これが、災害時でも心を休められる空間を提供できる大きな要因となっているかもしれません。
まとめ
千葉市の「千葉ウシノヒロバ」が、災害時の受け入れ施設として新たに役立てられることで、地域の安全対策が一層強化されることでしょう。キャンプ場という穏やかな環境で心温まる避難生活が実現し、不安を抱える避難者にとって心の拠り所となることが期待されます。これからの地域づくりに大いに貢献していくことでしょう。
公式サイト:
千葉ウシノヒロバ