A.ランゲ＆ゾーネが新作自動巻き時計「ランゲ1・デイマティック」を250本限定で発表

優雅さと革新が融合した新作時計

世界的な高級時計ブランド、A.ランゲ＆ゾーネが、そのアイコン的モデル「ランゲ1」から派生した新作「ランゲ1・デイマティック」を発表しました。本作は250本の限定リリースで、特に注目されるのは新たに採用されたハニーゴールド（HONEYGOLD®）ケースです。このユニークなゴールド合金は、A.ランゲ＆ゾーネの工房によって開発されたもので、特有の温かみのある輝きを放つことが特徴です。

ランゲ1・デイマティックの誕生

今回の新作は、1845年の12月7日、A.ランゲ＆ゾーネ創業者フェルディナント・アドルフ・ランゲがドイツ時計製造の基盤を築いた歴史的な日に発表されます。この日は、彼の曾孫であるウォルター・ランゲがドイツ再統一の年に同社を復活させた特別な日でもあります。新作は、2025年の記念すべき日にあたる発売を含む意味深いテーマを持っています。

デザインの進化

ランゲ1・デイマティックは、2010年にデビューしたモデルを元にしており、従来のランゲ1の特徴を保ちつつも、そのデザインに新たな視点を加えています。ダイヤルのレイアウトはオフセンターデザインを取り入れ、時分表示は右、スモールセコンドとアウトサイズデイトは左に配置されています。これにより、視覚的な印象が大きく変わり、よりスマートでモダンな印象を与えています。

特徴的な機能

目を引くのは、レトログラード式の曜日表示です。この機能は、通常のパワーリザーブ表示を省いた代わりに左外周に配置され、特有のアウトサイズデイトと相まって、このモデルに独特の個性をもたらしています。また、39.5mmのケースサイズは整ったプロポーションを持ち、手首にフィットしやすく設計されています。

エレガントな素材と仕上げ

新作の特徴として、シルバー925製のブラウンダイヤルとハニーゴールド製ケースが見事に融合しています。ダイヤルには立体感と表現力の強い曲線の目盛りが施されており、その中にはホワイトの数字がブラウン背景に映えています。手縫いのアリゲーターベルトにはソリッドハニーゴールド製のバックルが付いており、全体のデザインをグレードアップしています。