株式会社Linc、経営体制を強化
株式会社Lincは、インバウンドタレント支援プラットフォームとして、新たにCTO(最高技術責任者)胡華氏とCSO(最高戦略責任者)娄飛氏を役員に迎え、経営体制を強化することを発表しました。これにより、ビジネス面と技術面双方からの取り組みを一層強化し、インバウンドタレントの生活をサポートするサービスの発展を目指します。
日本におけるインバウンドタレントの現状
日本は少子高齢化が進む中、外国人労働者の増加が求められています。総務省の調査によると、2019年の時点で日本人の人口は10年間連続で減少し、逆に在日外国人は17万人増加し266.7万人に達しました。この流れを受け、Lincはインバウンドタレントの留学、就職、生活支援に特化したサービスを展開しています。
娄氏が指導することで、Lincはインバウンドマーケットにおける各種の課題に対してもアプローチし、多様性のある社会を実現する支援を行っていきます。彼は過去20年以上日本で暮らしながら、「日本に来て良かった」と感じた経験を基に、これからのインバウンドタレントたちに向けた支援を行う意向を示しています。
新役員の略歴
CSO 娄 飛
娄氏は遼寧省から来日し、東京大学で工学を学んだ後、マッキンゼー&カンパニーで戦略立案に携わります。さらにDeNAではプラットフォームの立ち上げを牽引し、メタップスにおいては中華圏ビジネスの責任者として上場にも貢献しています。
CTO 胡 華
胡氏は雲南省出身で、来日後はmixiでのサービス開発を経てDeNAにて技術責任者を務めました。また、メルカリの創業初期にも参画し、プロダクト開発をリードしました。これらの経験をLincに活かし、インバウンドタレントの支援を強化する意向を持っています。
Lincのビジョンとは
Lincは、今後もインバウンド・タレントと日本の架け橋となるべく、留学から就職、生活に至るまでのトータルサポートを展開し、少子化社会における新たなイノベーションを創出していきます。また、特に人手不足に直面した日本において、優秀な人材を積極的に受け入れる体制を構築し、共に成長していく姿勢を貫くとしています。
株式会社Lincはそのために、役員を迎え、経営体制の強化を図り、今後の発展に向けた取り組みを一層推進します。Lincの使命は、皆が「日本に来て良かった」と言える社会を実現することです。
企業情報
このようにLincは、インバウンドタレント支援の枠を超え、地域社会全体に貢献することを目指しています。今後の展開に大いに期待が寄せられます。