東京書籍株式会社は、株式会社LoiLoと提携し、授業支援アプリ『ロイロノート・スクール』の学習ポートフォリオ「ロイログ」に新たに教科書準拠のコンテンツを加えることを発表しました。この追加コンテンツは、2学期以降の単元に対応しており、教育現場での活用が期待されています。
新しいコンテンツの配信開始は、2023年8月20日で、今回も小学校算数(3〜6年)および中学校理科(1〜3年)で利用可能となっています。このリリースは、5月に好評を博した「ロイログ」単元カードの拡張にあたります。
コンテンツ追加の背景と変更点
学習ポートフォリオ「ロイログ」は、児童や生徒が自身の学びを整理し、次の学習へとつなげる目的で開発されています。2学期に向けての単元カードは、1学期での実践を基にフォーマットが一新されています。具体的には、以下の改良が加えられました。
- - 教科書ページ番号の追加
- - テキストや表現の見直し
- - 領域別表示やまとめ欄の追加
この単元カードは、学生が単元での学び成果を記録するためのもので、学習の振り返りをしやすくします。ノートやプリント、振り返りシートなどの情報が一つにまとめられています。
児童・生徒と教員へのメリット
児童・生徒にとっての主な利点は、学習記録が一元化されることで単元や学年を超えた振り返りが容易になる点です。また、自身のつまずきや学習の傾向を把握する手助けにもなります。さらに、学びを自分の言葉でまとめることで、個別の参考書のような役立つ資料になります。
一方、教員にとっても多くの恩恵があります。生徒の学習履歴が整理されることで、個々に最適な指導が行いやすくなります。学習の成長過程が視覚的に表現されるため、保護者との面談や評価時に具体的な根拠を持って説明できるのも大きな利点です。また、前年の教材を再利用することで業務の効率化も進むでしょう。
無料ダウンロードとイベントのご案内
これらの単元カードは、東京書籍が運営する教育資料配信サイト『東書Eネット』から無償でダウンロードできます。教育機関での活用が前提とされていますが、その他の目的で使用する場合は、東京書籍からの許諾が必要です。
さらに、追加コンテンツの配信を記念して、オンラインイベントが2023年8月26日(水)に開催されます。このイベントでは、実際に「ロイログ」を活用している現場の教員が登壇し、具体的な使用事例や効果を紹介する予定です。
- - 日時: 8月26日(水)15:00~16:00
- - イベント名: 【東京書籍×LoiLo】教科書と広がる学びのポートフォリオ「ロイログ」実践紹介イベント
- - 参加費: 無料
- - 申込締切: 8月25日(火)正午
企業の取り組みと未来へのビジョン
東京書籍は1909年に創業し、教育の未来を見据えて、教科書や教材、デジタル教科書の制作を行っています。近年では教育DXを推進しており、新しい教育サービスを開発しています。また、株式会社LoiLoは、直感的に使えるソフトウェアを提供しており、2014年のリリース以来、国内外14,000校で利用されています。
両社の協力によって、教育現場はますますクリエイティブになることが期待されており、学びの質の向上に繋がるでしょう。今後も「ロイログ」の利用が広がることで、さらなる学びの可能性が開けていくことに期待が寄せられています。