音楽活動支援の新しい形『Frekul』がリニューアル
音楽関連ソフトウェア開発の株式会社ワールドスケープが運営する音楽支援WEBサービス『Frekul(フリクル)』が、2016年6月28日にリニューアルを果たしました。新しいコンセプトは「バーチャル・プロダクション」。このリニューアルにより、アーティストに向けた新しい支援機能が加わりました。
フリクルとは何か?
『Frekul』は、現役のミュージシャンたちによって2011年に設立された音楽活動支援サービスです。これまで、月額サポーターを募る機能やライブチケット予約機能、さらにはカラオケ配信機能などを通して、アーティストの活動を支援してきました。
リニューアル後は、仲介業者を通さずにアーティストが直接音楽サービスへ楽曲を配信できる機能が追加されました。TuneCore Japanとの提携により、楽曲をアップロードするだけで、iTunes StoreやAmazon MP3、Apple Musicなど、世界中のプラットフォームに楽曲が配信可能になります。これにより、アーティストはより広範に自らの音楽を届けることができるようになります。
新機能と新デザイン
「バーチャル・プロダクション」を核に、生まれ変わったFrekulでは、デザインも大きくリニューアルされました。新たに導入されたのは、架空のマネージャーである“コウイチ”と事務員の“マユ”が会話形式で情報を提供するユニークなスタイルです。アーティストはこの形式を通じて、自身に最適な機能や情報をわかりやすく得ることができます。この新しいアプローチにより、アーティストがより親しみやすく、使いやすい環境が整えられています。
アーティスト主導のビジネスモデル
『Frekul』は、音楽ビジネスにおける変革を目指しています。その理念として、音源販売を主体とした従来のビジネスモデルから脱却し、中間業者を最小限に抑え、アーティストが主体となる事業モデルの普及を促進しています。リニューアル版では、これまでに3,800組以上のアーティストが利用しており、それぞれが自身の音楽キャリアを自らの手で築けるようサポートしています。
ワールドスケープの取り組み
株式会社ワールドスケープの代表取締役である海保堅太朗氏は、「アーティストの声を真摯に受け止め、彼らが必要とする機能を提供し続けることが我々の使命です」と語ります。音楽活動支援の領域で新しい試みに挑戦する同社の姿勢は、多くのアーティストに希望を与えています。この新たなリニューアルを通じて、多くのアーティストが自身の音楽を輝かせることを期待しています。
新しい『Frekul』をぜひチェックしてみて、音楽活動の可能性を広げてみてください!
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